【講義概要】
国際社会における身近な問題を題材として取り上げ、国際文化理解や国際文化交流を考えるための基礎的な学習をもとにして、学習課題についてのレポートをまとめる具体的作業を展開する。テーマの素材は国際文化学部教員が関与している研究分野から広く選択することが出来る。そのための予備知識を得るためには春学期期間中に多数開設される国際文化学部の諸行事・自主学習などの積極的に参加しておくことが求められる。
【学習到達目標】
自分の考えをわかりやすく表現し、伝えることが出来る。
必要な文献や資料を探すこと、入手する方法を知ることが出来る。
共通の目標に向かい、グループ活動に積極的に参加したり、他の人と協働できる力を身につける。
【履修上の注意】
自らディスカッションやレポート作成に積極的に参加し、与えられた授業時間以外にも自学自習の時間を活用して課題に取り組む姿勢が求められる。
【事前準備学習】
つねに国際文化理解・国際文化交流のあり方や現実に関心を持ち、社会情報の収集に努めること。
自らが取り上げたい課題を社会の中に求め、その意欲を他者に表明することが出来るように考えをまとめておくこと。 特に普段から、TVの国際ニュースやインターネットの国際情勢などに目を通して、国際情勢に詳しくなるようにしておいてください。 国際文化学部の学生としてふさわしいように、英語力をアップさせてください。 英検2級か、準1級くらいの学力をつけるように努力してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『UNDP人間開発レポート 2014年』 国連開発計画 国際協力出版会 2014年 『社会科学系統大学院生のための研究の進め方』 ダン レメニイ 他 同文館出版 2002年 教科書は前期の基礎ゼミで使用したのと同じものを使います。 特に、秋期のためだけに購入する必要はありませんが、前期のものを保管しておいてください、 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題の設定、学習への参加態度などの平常点評価と提出されたレポートなどの成果をもとに総合的に判定する。 発展ゼミに関しては、 1年次の最後に期末試験を行います。 授業中の参加、出席率、 試験の結果などを考慮して総合的な評価を行います。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション:国際文化理解・国際文化交流のための方法や課題について(学科全体学習) | |
2 | 研究テーマの設定とグループ学習の方法(グループ内での役割の分担) | |
3 | 文献・資料とは何か、検索するということ | |
4 | 資料の収集の方法と整理 | |
5 | 研究テーマの再検討 | |
6 | フィールドワークを実践しよう(作業の準備) | |
7 | フィールドワークの実践(目標と実施計画の報告) | |
8 | フィールドワークにおけるデータ収集 | |
9 | フィールドワークのデータ分析 | |
10 | グループごとの取りまとめと報告資料の作成 | |
11 | 発表と討議(学科全体学習) | |
12 | フィールドワークの成果についての討議 | |
13 | 個別報告書(レポート)の作成準備 | |
14 | 報告書の作成と検討 | |
15 | 学習の総括と専門学習へ向けた準備 | |
16 | 定期試験期間 | |