名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限地域商業まちづくり演習秋A瀬戸 21古橋 敬一AX1340

【授業情報】

表示する



講義概要

 本学は、地域活性化の核となる大学として、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に採択されています。本講義はその一翼を担う講義として、主に演習形式で行われるものです。地域の大学が、地域のまちづくりをサポートしていくプロジェクトには、学生のみなさんの熱と力が欠かせません。学生時代に、大学がプロデュースする社会貢献事業に携わることは、どのような分野の将来にも必ず役立つ実践的な学習といえます。積極的な学生のみなさんの参加を期待しています。
 今、日本は激動の最中にあると言われています。地域活性化の文脈も多様化し、まちづくりという用語が示す内容も、商業や景観といった従来型から教育や福祉や防災といった幅広い分野にまで拡大しています。本講義では、そうした現代のまちづくりの動向を学び、その中に自らの専門性をどのように投下していくのかを議論していきます。
 講義は、教室を出て実際の地域のまちづくりの現場へと向かいます。現場を訪ねてリサーチし、生きた情報を収集してニーズや課題を発掘して、その解決策を探ります。実際に行われるイベントへの企画参加も予定しています。まちづくりの現場の息吹に触れることで、学生のみなさんの中に生まれる気づきを大切に、実践的な学習を展開していきます。



【学習到達目標】

現代まちづくりの多様性を理解する。自らの専門性を意識し、それを育み活かせる機会としてまちづくりをとらえる視点の獲得を目指す。プロジェクトの実施における、リサーチ、企画立案、実施マネジメント、報告書作成と行った総合的なプロセスを学び、その経験値を言語化してプレゼンする能力までを養う。



履修上の注意

1.この授業は地域商業まちづくり学の受講を前提とはしませんが、受講者が多い場合は、地域商業まちづくり学受講者を優先します。
2.第1回目のガイダンス時に履修者を確定します。よって、第1回目を欠席すると履修登録はできません。
3.定員を20名とします。
4.現地調査(フィールドワークと現地関係者との意見交換を含む現地講義)は土曜日(または日曜日)の2コマ(または3コマ)を使って実施します。その場合は、単位時間分の授業を休講とします。その間は現地調査のまとめ等を行ってもらいます。実施にあたっては、スケジュールの調整を事前に行います。





【事前準備学習】

まちづくりとは何かに興味関心を持ち、ご自分の専門性や将来の仕事について考えを巡らせておいて下さい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業態度、プレゼンテーション、活動成果レポートの総合評価



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス
2履修者決定&グループづくり
3地域商業まちづくりとは何か
4生き方を働き方にかえる仕事
5フィールド情報について事前学習
6フィールドワーク:対象地訪問見学
7フィールドワーク:アクションリサーチの立案
8フィールドワーク:アクションリサーチの実施
9フィールドワーク:アクションリサーチの振り返り
10フィールドワーク:イベントの立案
11フィールドワーク:イベントの実施
12フィールドワーク:イベントの振り返り
13地域商業まちづくりの今後の課題と展望
14プレゼンテーション準備
15プレゼンテーション報告会
16振り返りとまとめ