【講義概要】
本学は、地域活性化の核となる大学として、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」に採択されています。本講義はその一翼を担う講義として、主に座学形式で行われるものです。地域の大学が、地域のまちづくりをサポートしていくプロジェクトには、学生のみなさんの熱と力が欠かせません。学生時代に、大学がプロデュースする社会貢献事業に携わることは、どのような分野の将来にも必ず役立つ実践的な学習といえます。積極的な学生のみなさんの参加を期待しています。
今、日本は激動の最中にあると言われています。地域活性化の文脈も多様化し、まちづくりという用語が示す内容も、商業や景観といった従来型から教育や福祉や防災といった幅広い分野にまで拡大しています。本講義では、そうした現代のまちづくりの動向を学び、その中に自らの専門性をどのように投下していくのかを議論していきます。
そして、特に身近な地域社会の1つのモデルとして、中心市街地商店街のまちづくりに着目し、その歴史的な背景やこれまでの成果を学び、いくつかの先進事例の現状と課題についても考察していきます。最終的には、学んだことをヒントに、自らの専門性や強みを活かしたまちづくりプロジェクトを立案します。
【学習到達目標】
現代まちづくりの多様性を理解する。自らの将来や専門性を意識し、それを育み活かせる機会としてまちづくりをとらえる視点や思考を獲得する。
【履修上の注意】
小テストは1~2回実施する予定です。テスト内容については、その前週にお伝えします。
【事前準備学習】
まちづくりとは何かに興味関心を持ち、ご自分の専門性や将来の仕事について考えを巡らせておいて下さい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
小テスト、授業態度、小論文の総合評価
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 現代のまちづくりを俯瞰する | |
3 | 自己実現と社会貢献をつなぐまちづくりの実践 | |
4 | 名古屋学院大学の地域連携事業を知る | |
5 | 人口減少化社会をどう生きるか | |
6 | 地域商業まちづくりとは何か | |
7 | 経済成長とまちづくり | |
8 | クリエイティブ×まちづくり | |
9 | ケーススタディ 地域と大学の連携によるまちづくり | |
10 | ケーススタディ アートとまちづくり | |
11 | ケーススタディ リノベーションとまちづくり | |
12 | ケーススタディ コミュニティカフェとまちづくり | |
13 | ケーススタディ 自転車とまちづくり | |
14 | 瀬戸視察 | |
15 | 振り返りとまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |