【講義概要】
日本より発祥して普及し、国際スポーツとしても普及している柔道について実技を通して習得する。柔道の歴史や伝統を理解したうえで、柔道の持つ作法や精神性を習得する。そして基本動作、対人的技能の練習方法や方法論、指導法、試合の運営方法や安全管理について学習する。
【学習到達目標】
中学校・高等学校の授業において、適切かつ安全な指導ができることを目標とする。
【履修上の注意】
適切な柔道着を用意して授業にのぞむこと
【事前準備学習】
教職の授業等を通して柔道について調べておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『中学校学習指導要領 解説 保健体育編』 文部科学省 東山書房 『高等学校学習指導要領 解説 保健体育・体育編』 文部科学省 東山書房 |
参考書 | 『新しい柔道の授業づくり』 本村清人 他 大修館書店 2003 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点や授業に対する学習態度・意欲、技能試験などによって総合的に判定する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 歴史 基本理念 礼儀作法 | |
2 | 姿勢①(自然体)受け身①(後・横受け身) | |
3 | 姿勢②(自護体)受け身②(前・前回り受け身) | |
4 | 崩しとつくり | |
5 | 投げ技 膝車 支え釣り込み足 | |
6 | 投げ技 大腰 払い腰 | |
7 | 投げ技 大外刈り 大内刈り 小内刈り | |
8 | 投げ技 背負い投げ 体落とし | |
9 | 固め技 袈裟固め 横四方固め 縦四方固め | |
10 | 固め技による乱取り稽古 | |
11 | 投げ技による乱取り稽古 | |
12 | 立ち技による試合の仕方と講道館試合審判規定 | |
13 | 寝技による試合の仕方と国際館試合審判規定 | |
14 | 投げの方 | |
15 | 授業総括及び試験 | |
16 | 定期試験期間 | |