名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限活動制限診断学秋A瀬戸 12青木 ・伊東RL2117

【授業情報】

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講義概要

 本講義は機能障害診断学・演習を引き継いだ講義として進める。すなわち、機能障害診断学・演習では理学療法評価の意義目的について学び、基本的な評価(検査・測定)の実践により、そこから導き出された問題点から障害像を把握し、治療計画の立案まで進めることであった。ここでは、疾患(障害)に対し適する応用的な検査・測定を学び、疾患(障害)の診断的意義についても理解するように進める。行った評価(検査測定)の目的について説明ができ、結果についても考察できるよう、実践的理学療法評価ができるよう講義する。



【学習到達目標】

疾患(障害)に対し適する応用的な検査・測定を学び、疾患(障害)の診断的意義についても理解できるようにする。行った評価(検査・測定)の目的について説明ができ、結果についても考察できるよう、実践的理学療法評価ができるようになること。



履修上の注意

3年次末に実施する臨床実習を念頭に置き、理学療法評価を自らが実施し判断できるように意識して演習に取り組むこと。
また本講義は活動制限診断学演習と対の講義であるため、別々に受けることはできない。



【事前準備学習】

講義テーマごとの課題に主体的に取組んで下さい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『理学療法評価学テキスト(シンプル理学療法学シリーズ)』 星文彦, 伊藤俊一, 盆子原秀三 南江堂 2010
『ベッドサイドの神経の診かた』 田崎義昭 南山堂 2010
参考書『理学療法評価学(標準理学療法学)』 内山 靖 医学書院 2004
『理学療法評価学』 柳澤 健 メジカルビュー 2011
『理学療法評価法 第3版(理学療法学テキスト:Ⅱ)』 中島喜代彦, 千住秀明 神陵文庫 2011
『理学療法評価学 第3版』 松澤正 金原出版 2011
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

試験と提出物にて総合的に判定する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1神経学的検査(感覚検査)
2神経学的検査(表在反射反射、腱反射、病的反射)
3運動発達系の評価:正常な運動発達
4姿勢反射および反応
5脳神経・脳血管障害検査
6高次脳機能障害評価
7小脳運動失調などの運動障害(協調運動障害)に対する評価
8まとめ 試験①
9上位・下位ニューロン障害
10検査バッテリー(評価、検査法各種)
11動作観察 意義
12動作観察 臥位-起き上がり、座位-立ち上がり立位-歩行
13各種症例 問題点の抽出
14まとめ 試験②
15総括 試験フィードバック含む
16障害学評価の統合と解釈