【講義概要】
本講義では、現代社会における複式簿記の実践的活用方法について理解するために、日商簿記検定1級および税理士試験科目のうち簿記論の内容を中心に展開する。
【学習到達目標】
上級レベルの複式簿記での処理を理解することができる。
複式簿記を理論的に理解することができる。
【履修上の注意】
日商簿記検定2級までの知識があることを前提に講義を実施する。
(簿記入門、簿記1・2を履修してから受講する事を推奨する)
学習状況に応じて講義計画を変更する場合がある。
【事前準備学習】
電卓(10桁以上)を用意すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『テキスト上級簿記 第5版』 渡部裕亘 他 中央経済社 2015年 |
参考書 | 『会計学の基本第2版 ―基礎から現代の会計―』 加藤盛弘・志賀理・上田幸則・川本和則・山内高太郎・豊岡博(著) 森山書店 2013年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
Minute Paperと中心とした毎講義時の課題の正答率30%、期末試験70%で評価する。
学則の規定を満たしていない者は失格とする。
私語や途中退入室等、受講マナーの悪い学生は退出または失格とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション〜実力確認テスト〜 | |
2 | 簿記一巡の手続き | |
3 | 棚卸資産(1) 取得 | |
4 | 棚卸資産(2) 払出単価 | |
5 | 棚卸資産(3) 売価還元法 | |
6 | 有形固定資産(1) 取得原価 | |
7 | 有形固定資産(2) 減価償却 | |
8 | 有形固定資産(3) 売却、買替、除却、減損 | |
9 | 無形固定資産(1) 取得 | |
10 | 無形固定資産(2) 償却 | |
11 | 研究開発費・ソフトウェア会計(1) 取得 | |
12 | 研究開発費・ソフトウェア会計(2) 償却 | |
13 | 金融商品会計(1) 金融債権の購入と売却 | |
14 | 金融商品会計(2) 金融債権の期末評価 | |
15 | 金融商品会計(3) 金融債権の減損 | |
16 | 定期試験期間 | |