名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限TOEIC英語初級春A名古屋 21有薗 智美FE1308

【授業情報】

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講義概要

TOEIC®は、英語の非母語話者を対象にした英語運用能力テストであり、国内の企業では、雇用時や内部評価の際にそのスコアを一つの評価材料とするところが少なくない。このテストは、職場での会話、取引先等との電話、メディアにおけるアナウンスなどに対する聞き取り能力や、ビジネスにおけるメール、質問状、発注書、広告、社内掲示、記事などに対する読み取り能力、またそれを可能にする語彙力・文法力などが問われる。つまり、「ビジネスシーンで行われる英語でのコミュニケーション」において、耳や目から入ってくる情報を、限られた時間で正確に解釈することができるかを測るテストである。テスト内容は、前述のように「ビジネスにおける実践的英語」が基本であるため、日々そのような英語に積極的に触れていくことが必要であることは言うまでもないが、同時に、テストの出題傾向を知り、基本的なテクニックを身につけることも、スコアアップの有効な手段である。
 そこで本演習では、基本的には教科書に沿って、TOEICの出題形式や傾向を知り、聴取、語彙、文法、読解に関するテクニックを身につけていくことを目指した授業を行う。その一方で、単にTOEICテスト受験とスコアアップを最終目標とするのではなく、TOEICテストのための学習を通して、将来受講者がビジネスシーンにおいて自信を持って英語コミュニケーションを行えるようになることを目指したい。



【学習到達目標】

・TOEIC未受験者はTOEIC特有の出題形式を知り、基本的テクニックや文法事項に対する理解を深める。
・TOEIC受験経験者は、基本的テクニックや頻出文法事項を再確認し、出題ポイントをしっかりと意識したうえで、自己のスコアを更新する。



履修上の注意

教科書と辞書を毎時必ず持参すること。(辞書としての携帯電話の使用禁止)

毎時の授業貢献度が占める割合が高いのでできるだけ欠席せず、積極的に参加すること。以下の行為は平常点の減点対象となる。
・ 私語
・ 居眠り
・ 飲食
・ 携帯電話の使用
・ 教科書・辞書忘れ
・ 遅刻(授業開始から15分までを遅刻とし、それ以降は欠席とする)

また、遅刻2回で1回の欠席とし、定期試験の受験は3分の2以上の出席をもって認められる(5回の欠席で自動的に失格)。



【事前準備学習】

初回を除き、毎時当該Unitの単語テストを行う(全14回)。

★単語の意味が分からないままでは、基本文法事項を理解していても意味がなく、聴解や読解を行うことは不可能です。また、授業では重要単語は都度確認していきますので心配はいりませんが、あまりにもわからない単語が多すぎると、エクササイズ中、そちらを調べるのに時間を取られて、問題自体への取り組みの時間がほとんど取れなくなります。授業で問題自体にじっくり取り組めるように、単語はあらかじめ調べてきましょう。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『The next stage to the TOEIC test 〈Basic〉』 Hiroshi Ono監修 金星堂 2009
参考書『英和・英英辞書』
電子辞書の使用は可だが、携帯電話による辞書の使用は不可。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点(授業態度)…30%
単語テスト…25%
定期試験…45%

以上により、総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1Introduction (授業概要、注意点、評価方法等)/文の構造、品詞等の確認
2Unit 2 – 電話対応(品詞)
3Unit 3 – 銀行・金融(5文型)
4Unit 4 – 看板・標識(自動詞と他動詞)
5Unit 5 – 健康・病気(名詞)
6Unit 6 – 料理・レストラン(代名詞)
7Unit 7 – 天気(形容詞)
8Unit 8 – コンピュータ(副詞)
9Unit 9 – 道案内・交通(前置詞①)
10Unit 10 – 広告(前置詞②)
11Unit 11 – 交渉・取引(冠詞)
12Unit 12 – 組織・人事(助動詞①)
13Unit 13 – オフィスワーク(助動詞②)
14Unit 14 – 政治・社会(接続詞)
15Unit 15 – 環境(疑問視)
16定期試験期間