名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限会社法2秋A名古屋 22藤井 信秀EK2327

【授業情報】

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講義概要

本講義は、会社法に関するものである。平成17年成立の「会社法」は、合名会社・合資会社・合同会社・株式会社の4つの会社形態を認めているが、会社の定義や合名会社・合資会社・合同会社・株式会社の大まかな相違点や概説、及び株式会社の設立と株式(株主の地位)については「会社法1」で講義をするので既に受講済みであることが望ましい。
講義の内容と順序は、以下のようになる。
最初に、株式会社における最高の意思決定機関である株主総会と種類株主総会を説明する。
次に、株主総会以外の機関(取締役、取締役会、会計参与、監査役、監査役会、会計監査人、委員会)の選任・解任、権限、責任を説明する。
その次に、会社の組織再編行為(組織変更、合併、会社分割、株式交換及び株式移転)の説明をする。なお、ここで事業譲渡についても説明する。
続いて、会社の計算(会計の原則、会計帳簿、計算書類等、資本金・準備金、剰余金の配当)と社債の説明をする。
最後に、訴訟(会社の組織に関する訴え、株式会社における責任追及等の訴え)について説明するが、多くは、関連する事項の説明の際に同時に説明をし、残された部分のみを取り扱う。

経済学部のディプロマ・ポリシーとの関係では、最も重要な経済活動組織である会社制度を理解することは、経済学と政治・法律分野とのつながりを理解し、経済社会を多面的に捉える能力の獲得に重要なことである。



【学習到達目標】

本講義においては、会社制度に関する基本的な知識を取得することを目的とする。講義受講後において、概説書並びに新聞・雑誌等の記事が理解できる水準に到達することを目標とする。



履修上の注意

六法全書を持ってきてください。



【事前準備学習】

教科書の指定はしておりませんが、多くの教科書タイプの本が出版されています。それらを事前に読んで、あらかじめある程度の知識を得ていることが望ましい。受講後は、授業中に書き留めたノートを見ながら、理解が出来ているか確認することが重要です。理解が十分ではない場合、疑問点がある場合は、積極的に質問をして下さい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

試験80% 平常点20%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1機関…株式会社の機関設計
2機関…株主総会、種類株主総会
3機関…役員及び会計監査人の選任及び解任
4機関…取締役・取締役会
5機関…会計参与・監査役・監査役会
6機関…会計監査人
7機関…委員会
8機関…執行役
9機関…役員等の損害賠償責任
10機関…株主代表訴訟
11計算等…会計の原則、会計帳簿、計算書類等、連結計算書類
12計算等…資本金、準備金、剰余金の配当
13合併(新設合併・吸収合併)
14株式交換・株式移転
15まとめ
16定期試験期間