【講義概要】
この講義は、現代社会学部に入学した1年生の皆さんに、現代社会の諸問題に関する基本的な理解をはかるとともに、そのさまざまな課題について総合的視点から考え、それらを解決するために積極的に行動しようとする態度を身につけることを目的としています。また、この授業は、「現代社会学部のガイダンス科目」でもありますので、講義のなかで現代社会学部で学ぶために必要な知識や情報も提供します。
そのため、まず前半では、「ニュース検定」のテキストを使って、現代社会に対する基礎知識を身につけながら、現代社会の動きやニュース・時事のつかみ方、およびそれに関する理解や表現のしかたについて学びます。また、後半では、「ニュース検定」の問題に触れることで自分の基礎力を確認しながら、現代社会学部のさまざまな分野の教員によるオムニバス方式の講義を題材に現代社会の政策課題について学び、いっしょに考え、議論する「現代社会セッション」を展開する。
【学習到達目標】
1.秋学期に現代社会学部の1年生全員で受験する「ニュース検定:3級」に合格し、さらに「ニュース検定:2級・1級」を受験できるような基礎力を身につける。
2.現代社会に関するさまざまな事がらを理解し、それについて考え、議論できる力を身につける。
【履修上の注意】
講義の最初にくわしく説明します。
なお、テキストは講義のなかで配布します。
【事前準備学習】
とにかく、現代社会の動きに関心をもつようにしておきましょう。
毎日、新聞を読んだり、ニュースを見たり、聴いたりする習慣を身につけておきましょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『2017年度版ニュース検定公式テキスト&問題集「時事力」基礎編(3・4級対応)』 日本ニュース時事能力検定協会監修 発行 毎日教育総合研究所 2017 年3月 テキストは講義の最初に配布します。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点と授業態度で50%ならびに期末試験50%で評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 現代社会へのアプローチと「現代社会入門」の入門 | |
2 | 現代社会を見つめるこころ構え | |
3 | 現代社会と政治(政治課題・憲法と政治・国際政治など) | |
4 | 現代社会と経済(財政・景気・国際経済など) | |
5 | 現代社会と暮らし(人口減少・社会保障問題など) | |
6 | 現代社会の動きをつかむには | |
7 | 現代社会と社会・環境①(災害・温暖化問題・保健医療など) | |
8 | 現代社会と社会・環境②(共生社会・法と社会・情報社会など) | |
9 | 現代社会と国際問題(世界情勢・世界平和など) | |
10 | 現代社会セッションⅠ:経済社会学から | |
11 | 現代社会セッションⅡ:家族社会学から | |
12 | 現代社会セッションⅢ:都市政策論から | |
13 | 現代社会セッションⅣ:地域社会学から | |
14 | 現代社会セッションⅤ:公共政策論から | |
15 | 講義のまとめと現代社会学部での学びから | |
16 | 定期試験期間 | |