【講義概要】
地域リハビリテーションの概念そのものの理解を中心に、介護保険制度や、身体障害者福祉制度など関係制度を含めて理解し、地域・在宅で必要な理学療法技術及び慢性期の各種障害を考慮した生活方法やそれに必要な家屋改造・福祉用具などについても学ぶ。
保健・医療・福祉等の活動により、健康増進・予防、医療、身体障害者福祉事業、介護予防事業、介護保険事業などが有機的に結びついた体系の理解を図る。
高齢者や身体障害者等が地域社会において支障ない生活ができるように、理学療法技術及び家屋改造・福祉用具等について学習する。
※COC地域志向科目
【学習到達目標】
地域理学療法の実施場面(施設・在宅)における目的・方法・システムおよび実践を理解する。
【履修上の注意】
講義中の私語は禁止する。講義内容を理解しようとする姿勢が必要である。
講義の一環として別日程で学外施設(名古屋市福祉用具プラザ)への見学実習を行う。医療・福祉を学ぶ学生として相応しい態度が備わっていないと判断された場合、実習には参加させることが出来ない。
【事前準備学習】
理学療法士が関連する分野(保健・医療・福祉)について、整理しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『地域リハビリテーション学テキスト』 細田多穂(監修) 南江堂 2008 『地域理学療法学』 浅川育世 医歯薬出版 2012 『理学療法学ゴールドマスターテキスト 地域理学療法学』 柳澤健 MEDICAL VIEW 2009 『標準理学療法学 地域理学療法学 第2版』 牧田光代 医学書院 2007 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
受講態度・試験等により総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 地域リハビリテーションの概念 | |
2 | 地域理学療法の概念 | |
3 | 地域理学療法の対象および関連制度 | |
4 | 要介護認定とケアマネジメント | |
5 | 介護保険下での地域理学療法 | |
6 | 在宅理学療法 | |
7 | 地域支援事業 | |
8 | 総括および試験 | |