名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限債権法各論2秋A名古屋 23加藤 雅信LG3304

【授業情報】

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講義概要

「民法第3編:債権 第3章:事務管理」・「同 第4章:不当利得」・「同 第5章:不法行為」の講義を行う。この分野は、公刊判例集でみると、民法関係の総裁判例のうちの約5割を占めているという、社会的には非常に重要な法制度である。受講者がこれらの法制度を理解し、簡単な紛争であれば自分自身で解決できるよう、制度理解、解釈論の習熟に努めることとする。



【学習到達目標】

この分野の法制度の説明ができること
それほど複雑ではない事例問題が解けること



履修上の注意

講義には、毎回、六法と、教科書を持参すること。
 予習よりは復習に力点を置こう。そして、復習時に教科書を読むときはその執筆者が、また条文を読むときは起草者が、頭に描いていた紛争類型を念頭に置きながら、じっくりと読むこと。間違っても文字だけを追わないこと。わからない言葉は、辞書と法律学小辞典等を読んで、理解に努めること。
 毎回講義の終わりに小テストを行うので、必ず小テストを提出すること。なお、この小テストの提出は、出欠チェックを兼ねるので、遅刻・欠席をしないこと。
 なお、この法分野は、民法財産法のなかで、法技術性が低く、もっともとりつきやすい分野である。民法は法律の基礎なので、講義を聞いただけでわかるほど易しくはないが、復習をしっかりすれば理解可能な分野なので、受講者は、入念に復習すること。



【事前準備学習】

入念に復習すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『新民法大系Ⅴ 事務管理・不当利得・不法行為 第2版』 加藤雅信 有斐閣 2005
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

学期末試験で、評価を行うが、小テストの出来がよいものについては、小テスト加点を行う。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1事務管理(教科書3~22頁)
2事務管理、不当利得(教科書24~37頁)
3不当利得(教科書37~56頁)
4不当利得(教科書58~92頁)
5転用物訴権、不法行為総論(教科書106~135頁)
6帰責事由(教科書135~167頁)
7権利侵害論(教科書167~190頁)
8権利侵害論(教科書191~218頁)
9権利侵害論(教科書218~233頁)
10因果関係論(教科書233~258頁)
11損害論(教科書258~283頁)
12不法行為の効果、抗弁論(教科書284~325頁)
13特殊な不法行為論(教科書326~356頁)
14特殊な不法行為論(教科書356~378頁)
15総合救済システム論(教科書378~406頁)
16定期試験週間