【講義概要】
自然、人間社会、文化構造など多くの条件によって多義的に表現される地域概念を、自然とりわけ生物社会のありようと人間の具体的な生活との関係として捉え、人間活動の基盤としての自然の重要性を理解させる。具体的な事例として日本の里山環境、アマゾン熱帯林における自然共生型の生活、中国の辺境に暮らす少数民族の文化と自然観などを取り上げ、現地から得た資料や映像を駆使して実感のともなう地域学習を展開する。
【学習到達目標】
グローバルな視点で地域を考える力を養う。世界の中の日本を科学的に体感する。
【履修上の注意】
授業への積極的な参加を重視し、日常的に与えられた課題を解決する努力を求める。
【事前準備学習】
事前に指示された事前準備を行うこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『改訂版 地域生態論』 木村光伸 晃洋書房 2016 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 地域生態論とは何か | |
2 | 地域的な自然の成り立ち | |
3 | 自然―人の住む世界として― | |
4 | 里山を学ぶ | |
5 | 日本的な自然ということ | |
6 | 日本の多様な自然 | |
7 | 地域生態を体感する―自然を歩く― | |
8 | 地域生態を体感する―まちを歩く― | |
9 | アジア的世界―東南アジア― | |
10 | アジア的世界―チベット― | |
11 | アジア的世界―シルクロード― | |
12 | アジア的世界―草原の生活― | |
13 | 熱帯雨林を考える | |
14 | アマゾンの生活 | |
15 | 地域に生きることの意味 | |
16 | 定期試験期間 | |