【講義概要】
教職の意義と教員の役割、教師像の変遷、現在の教員に求められる資質や能力、教員の社会と文化について事例を交えながら解説する。教員になるまでの道筋、ライフコースについても解説し、受講生各自のライフコースについて考察してもらう。授業は講義を中心とするが、グループワークや映像視聴等も取り入れて行う。
【学習到達目標】
1. 教職の意義と教員の役割、教師像の変遷を理解する。
2. 教員に求められる資質や能力、教員の職務を理解する。
3. 教員の社会と文化、教員のライフコースを理解する。
4. 教員養成制度と研修等、教員の力量形成の方法を理解する。
5. 教職への関心や意欲を高め、自己の教職への適性を見極める。
【履修上の注意】
1.A4版ファイル(色・綴じる形式は自由)を用意する。
2.授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の
入手は受講生本人の責任において行う。
【事前準備学習】
教科書をしっかり読み、重要であると思われる箇所にアンダーラインを
薄く引き、分からない語については、インターネット等で事前に調べてお
く。出される課題については、しっかり調べて、自分の言葉でまとめると
ともに自分の考えも述べ、出典を必ず明記すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『教職論』 新井保幸・江口勇治 培風館 2014年 授業開始までに教科書を必ず購入しておくこと。 |
参考書 | 『教師の条件(第2版)』 小島弘道ほか 学文社 2008年 『教師として生きる:教師の力量形成とその支援を考える』 日本教師教育学会 学文社 2002年 『中学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 ぎょうせい 2008年 『高等学校学習指導要領解説 総則編』 文部科学省 東山書房 2009年 上記以外の参考書は授業中に紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果とワークシートの内容、話し合い等を総合的に評価し、授業態度で加減して評価する。15分以上の遅刻は欠席とする。2割以上の欠席は失格とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 教師になるということ | |
2 | 教職の役割と意義(テキスト(第1章)) | |
3 | 教員の職務内容(テキスト(第1章)) | |
4 | 教員と生徒・教師間の関係 | |
5 | 教師像の変遷(テキスト(第2章)) | |
6 | 教師に求められる資質能力(テキスト(第3章)) | |
7 | 教職のエートス(テキスト(第4章)) | |
8 | 教員養成制度(テキスト(第5・6章)) | |
9 | 教員採用制度と教師教育制度の改革動向(テキスト(第7・8章)) | |
10 | 教員の社会と文化(テキスト(第9章)) | |
11 | 教師のライフコース(テキスト(第10章)) | |
12 | 教科指導と教師(テキスト(第11章)) | |
13 | 変わりゆく社会の中での教育と教師(テキスト(第12章)) | |
14 | 進路選択に資することを目的とした活動(資料解説とグループワーク) | |
15 | 進路選択に資することを目的とした活動(発表) | |
16 | 定期試験期間 | |