【講義概要】
現在、スペイン語を公用語としているのはスペインのほか、メキシコやアルゼンチンをはじめとするラテンアメリカの国々、アフリカの赤道ギニアなど21ヶ国にのぼります。また、アメリカ合衆国においてもヒスパニック系移民の増加にともない、スペイン語人口が爆発的に増えつづけています。今や、スペイン語話者は世界でおよそ4億人以上とも言われ、国際コミュニケーションの場では2番目に多く用いられる国際語となってきています。国内においても、多くの中南米出身者が居住する一方で、企業の中南米進出も進んでいることから、スペイン語の重要性は増していくことでしょう。
言語学的観点からは、発音は日本語と同じ5母音であることから親しみやすく、文法体系も明快で学びやすい言語です。授業では、文法項目を整理しながら学習し、練習問題を通してその定着をはかります。また、自由でオープンなペアによる会話練習に全員が参加します。
スペイン各地方の文化解説の為、適宜映像資料を使用する予定です。
【学習到達目標】
・文法の基礎を学び、基本的な会話と、平易な文章が読める力を身につけます。
・スペイン語で実際にコミュニ-ケーションできる運用能力の基礎を習得します。
・この授業をきっかけにスペイン語圏の国々に興味を持ち、身近に感ずることができることを目的とします。
【履修上の注意】
・語学学習に辞書は欠かせません。積極的に活用してください。
・語学学習は積み重ねが大事です。皆出席を目指してください。
【事前準備学習】
充分な予習・復習をして授業に臨んでください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『イデアル』 宇野和美他 同学社 2016年 |
参考書 | 辞書は最初の授業で紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験80%、平常点20%
試験は、期末試験の結果から評価します。
平常点は、小テスト、授業態度、発言などから総合的に判断して評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | スペイン語とスペイン語圏の国々 | |
2 | アルファベット、発音 | |
3 | アクセントのルール、挨拶 | |
4 | 主語代名詞、動詞ser | |
5 | 名詞、国籍 | |
6 | 形容詞、動詞estar | |
7 | serとestarの使い分け | |
8 | 冠詞、存在を表すhay | |
9 | 場所を表す語句、数字 | |
10 | 規則動詞、目的語に着く前置詞a | |
11 | 時刻の表現 | |
12 | 否定文と疑問文 | |
13 | hayとestarの使い分け | |
14 | 間接・直接目的語の人称代名詞 | |
15 | 不規則動詞Iとまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |