【講義概要】
スペイン語を話す人々は世界に約4億2千万人いると言われています。スペイン、ラテンアメリカ諸国など、20か国以上の国と地域の公用語であり、国連公用語としても使用されています。日本でも、教育、医療をはじめ、様々な分野で必要とされています。
この授業では、スペイン語の特徴、基礎文法と、日常表現の習得に加え、スペイン語圏の文化にふれ、それら地域への知識と関心を高めること、日系人労働者など、現代日本との関わりでとらえることを目的としています。
授業では、日常の単語と表現を覚えながら、会話練習などでコミュニケーション力を養います。またDVDや音楽の視聴、最新のニュースや話題をとり入れながら、スペイン語圏の文化への関心を高めます。教科書に沿って、ゆっくりしたペースで進みます。使えそうな表現を、確実に理解することが目標です。進度をみながら、小テストなども実施する予定です。
【学習到達目標】
アルファベットからはじめて、スペイン語に特徴的な発音やアクセントについて学んだあと、少しずつ文法知識を身につけていきます。あいさつや数字なども学習します。
春期の到達目標は、英語のbe動詞に相当する2つの動詞、serとestarの使い分け、数字1-31、時刻・曜日・月日の表現の理解です。
【履修上の注意】
・初めての言語の学習は、新しい言語を学ぶ時、覚えなければならないことがたくさんあります。特に最初は単語や数字に加え、名詞や形容詞の形の変化、動詞の活用のしくみなど、覚えることが多すぎると感じるかもしれませんが、何回か使っているうちに慣れてきますので、あきらめないでください。とにかく毎回きちんと出席すること。居眠り・雑談などしないで授業に集中してください。授業への積極的な参加を期待します。
・わからないことがあれば、時間をおかず遠慮なく質問してください。
・辞書(電子辞書も可)を持ってくること。
【事前準備学習】
毎回、テキストのポイントになるところを確認して授業にのぞんでください。また講義で「重要!」と言われたことは、先送りにせずそのつど覚えるようにしましょう。そのためには毎回少しずつでも復習することが必要です。小テストは実施日を予告しますので必ず準備してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『プラサ・アミーゴス スペイン語で話そうI』 青砥清一ほか 朝日出版社 2012 |
参考書 | 『西和中辞典 第2版』 高垣敏博 小学館 2007 『プエルタ 新スペイン語辞典』 上田博人 研究社 2006 『クラウン西和辞典』 原 誠 三省堂 2005 『現代スペイン語辞典 改訂版』 山田善朗 白水社 1999 *一例です |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験 70%、小テスト・提出物 20%、授業参加度 10%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | スペイン語とはどんなことばか・スペイン語を話す国々 | |
2 | アルファベットと発音 | |
3 | 母音と子音、アクセントの位置 | |
4 | 名詞の性 | |
5 | 名詞の数 冠詞 | |
6 | 名詞の復習、基数(0-15) | |
7 | 形容詞の性と数 | |
8 | 指示詞 | |
9 | 所有詞前置形 | |
10 | 形容詞・指示詞・所有詞前置形の復習 | |
11 | 主格人称代名詞、動詞serの直説法現在 、疑問文と否定文 | |
12 | 動詞estarの直説法現在 | |
13 | serとestarの比較 | |
14 | hayの用法、estarとhayの比較 | |
15 | 時刻・曜日・月日の表現、基数(16-31)、春期の復習 | |
16 | 定期試験期間 | |