【講義概要】
母語と第一外国語(英語)以外の言語に触れることによって、言語の多様性を学ぶと同時に、その言語のもつ世界や視点、その言語が話されている地域の文化についての知識を得て、幅広い興味や視野を養成することを目的とする。
前期に習得したドイツ語文法の知識を利用しながら、さらに自己表現力の向上をはかる。役割練習、対話練習、応用場面練習など、多様な口頭練習によってコミュニケーション能力のさらなる習得を目指す。さらにはドイツ語圏の事情を学び、日本の事情をドイツ語で表現する。また文法的な理解を深めるための筆記問題や聞き取り問題の練習を行う。またDVDなどを使って現代のドイツ文化を紹介する。
【学習到達目標】
目標としては、日常的な生活場面で使われる言葉を理解できるように、聞く、話す、読む、書くの4能力をバランスよく養成し、ドイツ語の基礎を身につけるとともに、ドイツ語を話す地域への理解を深める。ドイツ語能力検定4級程度を目指す。
【履修上の注意】
積極的な授業への参加を希望する。単に出席するだけでなく、予習復習を行い、日頃から町で目に付くドイツ語や、新聞などにのるドイツ・ドイツ語圏のニュースなどに注意をはらってほしい。
【事前準備学習】
前回の授業で習得した知識を与えられた課題によってよく復習しておくこと。また次回のテクスト内容について意味を調べておくこと。重要な例文はしっかりと暗唱しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『クロプフ・クロプフー対話と練習で学ぶドイツ語』 今井田亜弓・前田織絵 三修社 2017 |
参考書 | 『独和辞典』 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点30点、口頭試験20点、筆記試験50点により総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 話法の助動詞 | |
2 | 副文(従属文) | |
3 | 動詞の三基本形、過去の表現 | |
4 | 現在完了形 | |
5 | zu不定詞句 | |
6 | 再帰代名詞と再帰動詞 | |
7 | 形容詞の用法、格変化 | |
8 | 形容詞・副詞の比較表現 | |
9 | 関係代名詞 | |
10 | 不定関係代名詞、指示代名詞 | |
11 | 受動態 | |
12 | 接続法2式 | |
13 | 非人称のes、未来の助動詞 | |
14 | 接続法1式 | |
15 | 総合練習、後期のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |