名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限国際経営論2秋A名古屋 22岡本 純CT2341

【授業情報】

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講義概要

 ICT時代を迎え、国際的な相互依存が高まり経済におけるグローバル化が進展するなかで、日常生活においてだけではなく企業活動も国内にとどまらず、その多くが海外とのかとのかかわりをもつようになっている。そして、その有り方も、これまでの大企業、特に製造業を中心とした企業に特有な現象ではなく、企業規模や形態、方法までも大きく変化をしてきている。
 本講義では、企業の国際化については論じるのは勿論のことであるが、日本における戦後の経済発展過程や消費者行動について触れることにより、日本企業の国際化についての理解を深める。
 くわえて近年、海外とかかわりを持つ企業について、これまで国際経営論で論じられてきた多国籍企業のみならず、さまざまな特徴を有する多くの新しいタイプの企業について理解することを目的とする。
 さらに、米国、欧州、アジア、日本における多国籍企業の経営戦略や活動実態を取り上げ、実際のケースを交えて説明することにより一層理解を深める。 



【学習到達目標】

 本講義では、戦後の日本経済の発展や日常生活の変化を理解するとともに、企業の進化過程としての国際化について理解する。
 日経新聞や雑誌などを見て、企業の国際化の理由、現象を理解できる能力を身につける。



履修上の注意

私語・携帯電話は厳禁であり、積極的に授業に参加する学生の受講を望む。



【事前準備学習】

現代社会では必ず国際化にかかわるニュースが毎日いたるところで報道されている。学生諸君が手に入れた国際化に関する事柄をレポートなどに纏めてもらう機会があるので、予めインターネットや新聞、あるいはテレビなどで国際化に関する記事やニュースなどに精通しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書特に教科書を使用せずパワーポイントによる講義を進める。補助教材として適宜プリントを配布する予定
参考書『国際経営管理論序説』 赤羽新太郎 文眞堂 2005
『グローバル経営入門』 浅川和宏 日本経済新聞社 2003
『ワークブック国際ビジネス』 米澤聡士 文真堂 2011
『グローバルビジネス戦略』 小田部正明、クリスチアンヘルセン 同文舘 2001
『国際ビジネス研究総論』 江夏健一編 文真堂 1993
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業態度(20%)確認テスト(50%)レポート(30%)から総合的に判断する




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1国際経営の方向性
2多国籍企業と新しいタイプの国際的企業
3国際的企業への進化過程(国内生産~海外輸出)
4国際的企業への進化過程(ライセンス)
5国際的企業への進化過程(戦略提携)
6国際的企業への進化過程(直接投資)
7マーケティング戦略(製品戦略・価格戦略)
8マーケティング戦略(流通戦略)
9プロモーション戦略(比較広告)
10企業の事例研究(製造業)
11企業の事例研究(流通・サービス業)
12企業の事例研究(小売業)
13ダイバーシティマネジメント
14異文化マネジメント
15総括
16期末試験