【講義概要】
本講義は、地域商業とそれに関連する地域コミュニティを対象として、演習形式で、地域商業の活性化の方向性や社会的意義の基本的理解を得るとともに、フィールドワークやプレゼンテーションなどの機会を持ち、実践力を養う。
特に、名古屋学院大学におけるCOC事業に参画する。
※COC地域志向科目
【実施予定のプロジェクト】
①あつた宮宿会連携事業
・熱田神宮前商店街活性化事業
・「宮の浜市」ステージ運営他(11月下旬)
・名古屋歴史スマートナビ(http://758rekishi.com/)活用事業
「あつた宮宿会」とは、
名古屋・熱田の食の老舗(あつた蓬莱軒・宮きしめん・きよめ餅・亀屋芳広・妙香園)を中心に
名古屋学院大学や地域NPO(堀川まちネット)を中心に2014年4月に発足。
名古屋市・熱田区役所・熱田神宮とも連携して、熱田のにぎわいまちづくりを推進している団体です。
②翼館屋上農園「極甘さつまいも」を使った「さつまいも食品」開発プロジェクト
・芋掘り11月⇒恒温高湿度庫(日比野学舎)に2~3か月保管⇒糖度向上
⇒マイルポストやイベントで「さつまいも食品」試作試食会or販売
③エシカル&フェアトレード・プロジェクト
・エシカルイベント認知度調査(10月中旬)
・フェアトレードチョコリレーイベント(1/14~2/14)
【学習到達目標】
地域商業についての基本的な理解を深めるとともに、地域商業と社会貢献の関係性やまちづくり活動との関連性について理解できる人材を育成することを目標とします。また、実践を通じて社会人基礎力の向上を目指します。
【履修上の注意】
1.この授業は地域商業まちづくり学の受講を前提とはしませんが、受講者が多い場合は、地域商業まちづくり学受講者を優先します。
2.第1回目のガイダンス時に履修者を確定します。よって、第1回目を欠席すると履修登録はできません。
3.定員を20名とします。
4.現地調査(フィールドワークと現地関係者との意見交換を含む現地講義)は土曜日(または日曜日)に実施します。その場合は、単位時間分の授業を休講とします。その間は現地調査のまとめ等を行ってもらいます。実施にあたっては、スケジュールの調整を事前に行います。
【事前準備学習】
日常的にテレビ・新聞・雑誌で本テーマとかかわる記事やニュースを入手しておいてください。そうすると講義の理解も深まります。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業態度、プレゼンテーション、活動成果報告書の総合評価
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 地域商業の活性化とは(私たちができること) | |
3 | フェアトレードとまちづくり | |
4 | フェアトレードタウン名古屋の現状と課題 | |
5 | フェアトレード商品企画&フェア・コンセプトづくり | |
6 | 屋上農園栽培野菜を活用した地域活性化プロジェクト | |
7 | 熱田の地域商業とぎわいまちづくり | |
8 | 熱田の文化(食&芸能)再考 | |
9 | 熱田のにぎわいまちづくりに参画しよう | |
10 | フィールドワーク:あつた朔日市 | |
11 | フィールドワーク:屋上農園と地域活性化 | |
12 | フィールドワーク:フェアトレードチョコイベント | |
13 | プレゼンテーションリハ―サル | |
14 | プレゼンテーション報告会 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |