【講義概要】
教育方法は、生徒や学習者の実態を察しながら、人間形成をめざして彼らの生活や学習に働きかける活動である。教育の目的を立て、そこにいたる道を熟慮し、一つの道を選択する。どの道を選択するかを決定する際に合理的根拠が必要である。ここに教育方法の理論が位置づいている。この授業では、教育方法の理論と実践について理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。近代・現代の教育方法論について理解を深めること、生徒理解と指導の関係について理解を深めること、カリキュラム編成とは何かについて理解を深めること、単元構成や教材研究について理解を深めること、学習指導と人格形成の関係について理解を深めること、教育技術やアクティブ・ラーニングについて理解を深めること、教育メディアと情報機器の操作について理解を深めること、学習集団の活用について理解を深めることである。
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考文献を読むこと
【事前準備学習】
テキストを授業の事前事後に読むこと
疑問点はまず自分調べること
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『改訂版 教育の方法と技術』 平沢茂 図書文化社 2014 |
参考書 | 『教育方法の探究』 天野正輝著 晃洋書房 1995.8 『教育方法学』 井上弘著 協同出版 1978.4 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果を主たる評価対象とし授業態度を加味して評価する。
15分以上の遅刻は欠席とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 教育方法学とは | |
2 | 教師と生徒の教育的関係 | |
3 | 生徒理解と学習指導の関係 | |
4 | ヘルバルトの教育的教授論(系統学習) | |
5 | デューイの経験主義的教授論(問題解決学習) | |
6 | ブルーナーの構造重視の教授論(発見学習) | |
7 | カリキュラム編成ー教育内容の選択と組織 | |
8 | カリキュラム編成ー単元構成について | |
9 | 教材と教材研究の方法 | |
10 | 学習指導と人格形成の関係 | |
11 | 学習指導過程論について | |
12 | 指導技術及びアクティブ・ラーニング | |
13 | 教育メディアとその活用 | |
14 | 情報機器の操作 | |
15 | 教授組織と学習組織について | |
16 | 定期試験期間 | |