【講義概要】
本講義は、留学英語の上級者向けのコースで、英語圏への留学を志す学生を対象に、さらなる英語力の向上と異文化理解を深めることを目的としています。
英語力については、英語圏の大学留学に必要とされるTOEFL ITP 500～550点を目指します。TOEFL ITPで測られる技能(1) listening, (2) reading, (3) structure and written expressionの向上させることを目指します。
また、ビデオ教材を題材にディスカッションやリーディング活動を通して、異文化理解と留学先で必要となる英会話力を身につけます。
受講に際しては、以下の条件に当てはまるかどうか検討してください。
（１）SC102 (TOEFL)又は「留学英語中級」をすでに受講し単位を取得している、あるいはTOEFLを受験し450点以上取得している。
（２）交換留学を真剣に目指しており、TOEFLのスコアアップが必要である。
（３）すでに基本的な文法、語彙は理解しており、さらにハイレベルな内容に取り組みたい。
以上の点に関して自信のない場合は、まず「留学英語中級」を受講するようにしてくださ
い。
【学習到達目標】
TOEFL ITPで500～550点を取れる英語力を身につける。
留学先で必要となるディスカッションやレポートの書き方を学ぶ。
異文化について理解を深める。
【履修上の注意】
無断欠席５回で「不可」となり、単位が出ませんので注意してください。
やむを得ない事情の欠席の場合は、事前連絡と、それを証明できる書類を２週間以内に提出してください。
宿題の締め切りは厳守すること。提出が遅れると減点または0点となります。
【事前準備学習】
本講義は、「留学英語中級」をすでに受講し単位を取得している人を主に対象としています。留学英語上級を必ず履修している必要はありませんが、それに相当する英語力（TOEFLで450点以上を取得している）がない場合は、留学英語中級を先に履修することを考慮してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『The "I" in identity : talking with foreign students in Japan』
教科書は初回の授業で指定します。 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点4０％、期末試験6０％
平常点は、授業中での発言や随時提出する課題を基に判断して評価する。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | Introduction | |
| 2 | Dealing with cultural differences | |
| 3 | Overcoming prejudice | |
| 4 | Religion and identity | |
| 5 | Coexistence in a multicultural nation | |
| 6 | Living as a stranger | |
| 7 | Dealing with unfairness | |
| 8 | Racial tension in the heartland | |
| 9 | Growing through hardship | |
| 10 | Japan's closest neighbor | |
| 11 | From many cultures, one nation | |
| 12 | Searching for identity | |
| 13 | The 'fragrant harbor' and national identity | |
| 14 | Introducing Japanese culture | |
| 15 | Review | |
| 16 | 定期試験期間 | |