【講義概要】
臨床実習Ⅱ・Ⅲにおいて必要とされる知識・技術・態度を整理し、ふさわしい態度について学ぶ。
今までの講義、演習及び実習で学んだ様々な検査・測定について、対象を理解するために、何が、どのように必要かを理解し、評価する目的を再学習し、実践できるようにする。さらには評価結果に沿った適切な理学療法を選択し、実践できるようにする。
模擬患者を用いたロールプレイ、グループワーク等の演習を含めた形式で行う。
*ディプロマポリシーに掲げた全ての項目に深く関わる総合的な科目として位置づけられ、科目履修の順序指定科目である。
【学習到達目標】
臨床実習Ⅱ・Ⅲの目的及び必要性を説明できる。
実習において必要とされる姿勢・態度を把握できる。またそれに伴った行動を実践できる。
様々な対象者を想定し必要な検査・測定を選択および実施し、障害を評価できる。
評価結果を統合解釈して治療プログラムを立案し、得られた評価、問題、治療プログラムを対象を通して考察できるようにする。
基本的なリスク管理を実践できる。
治療プログラムが実施できる。
*各項目の詳細はコアカリキュラムまたは実習ハンドブックを参照。
【事前準備学習】
これまでに学習した知識、技術を整理し、統合しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『理学療法士のための6ステップ式臨床動作分析マニュアル 第2版』 黒川幸雄 [ほか] 編集 文光堂 2010.4 『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』 工藤慎太郎編著/工藤慎太郎 [ほか] 執筆 医学書院 2012.5 『生活機能障害別・ケースで学ぶ理学療法臨床思考 : 自立支援に向けて』 嶋田智明編/有馬慶美, 平林弦大編集協力 文光堂 2009.5 |
【評価方法】
グループワーク、ロールプレイなどの授業態度、レポートなどの提出物の厳守、実習後報告会の内容を通して総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション(説明及び関連書類の作成) | |
2 | 臨床実習の振り返り、実習指導の進め方討論 | |
3 | 実習後報告および症例検討①;これまでに経験した症例の提示とディスカッション 20例 | |
4 | 実習後報告および症例検討②;これまでに経験した症例の提示とディスカッション 20例 | |
5 | 実習後報告および症例検討③;これまでに経験した症例の提示とディスカッション 20例 | |
6 | 実習後報告および症例検討④;これまでに経験した症例の提示とディスカッション 20例 | |
7 | 実習施設担当者面談(フィードバックと指導) | |
8 | ロールプレイ 評価実践練習 | |
9 | ロールプレイ 統合と解釈、問題点抽出 | |
10 | ロールプレイ プログラム立案練習 | |
11 | ロールプレイ プログラム実践練習 | |
12 | ロールプレイ 総括とフィードバック | |
13 | 症例報告準備(グループディスカッション) | |
14 | 症例報告 | |
15 | 実技試験 | |
16 | 総括とフィードバック | |