【講義概要】
本講義では、応用言語学の中でも核とされる第二言語習得論(SLA)について概観し、SLAとはどのような学問分野なのか、またどのような研究がなされてきたのかについて学びます。
具体的には、第二言語習得の様々な問題(普遍性、言語間転移、習得年齢、指導の効果)についての講義をすると共に、これまでの研究事例についても紹介していきます。これらを通じて、第二言語習得研究の主要理論と、研究方法について基礎的な知識を身につけることが本講義の最終的な目的となります。
授業は講義形式になりますが、教員からの質問や、グループワーク等、双方向的なディスカッションを目指しますので、積極的に授業に参加することが求められます。
【学習到達目標】
(1)第二言語習得論の主要理論の理解する。
(2)第二言語習得論の基礎的な知識を外国語学習に応用できる。
【履修上の注意】
講義で配るハンドアウトはテストの準備に必要になりますので紛失しないように。また授業内では質問やディスカッションを行う予定ですので積極的に授業に参加するようにしてください。
【事前準備学習】
授業の冒頭に前回の復習をしますので、その際に質問があればできるようにハンドアウトを読みなおして準備してきてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | ハンドアウトは教員が準備します。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | 母語の影響 | |
3 | 普遍性 | |
4 | 中間言語 | |
5 | 臨界期仮説 | |
6 | 個人差 | |
7 | 個人差(動機付け) | |
8 | 前半の講義のまとめ | |
9 | インプット | |
10 | アウトプット・インターアクション仮説 | |
11 | 指導法 | |
12 | バイリンガリズム | |
13 | バイリンガルの言語使用 | |
14 | バイリンガルの知能 | |
15 | 総括 | |
16 | 定期試験期間 | |