【講義概要】
インターネットの急激な普及によってプロダクトアウトのビジネスモデル(ビジネスのやりかた)が変革されようとしている。最近まで企業はピラミッド型の命令系統と内部経済性によって組織され大量生産・大量消費を前提とした企業活動が行われていた。また企業の収益には、出版・放送技術によるマーケティング活動が貢献した。業種を問わず規模の大小はあるものの類似した製造設備やプロセスが確立され、それらを効率よく運用するマネージメント理論が発達した。 この時代にはコンピュータで稼動するアプリケーション(ソフトウエア)はこれらのビジネスモデルを支えるものであったといえる。
しかしながら、世界が一方向の放送技術からインターネットに代表される双方向型通信に移行するにつれ、顧客の購買活動が大きく変化し企業の収益も影響をうけ始めた。インターネットの進展によって成長したマーケットインの経済基盤が、従来企業のビジネスモデルに再検討を迫っている。すなわち、企業も全世界を網羅したインターネットを見ている購買者の視線を意識せざるを得ないなり、それを取り入れた e-ビジネスが出現した。
本講義は、e-ビジネスの現状を詳細に解説し整理するとともにビジネスモデルについて触れる。また顧客管理の流れをくむ CRM について解説し理解を深める。
【学習到達目標】
e-ビジネスの概要の把握
管理部門に必要な CRM、SCM に関する基礎的の知識の習得
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
授業中に学習内容確認演習(記述式、選択式)を行いますので各自で学習内容の理解度を確認してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点と提出されたレポート評価および試験(授業内容確認テストの成績も含む)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | e-ビジネスの概要 | |
2 | e-ビジネスのトレンド | |
3 | パソコン・家電 | |
4 | 広告とマーケティング | |
5 | 自動車 | |
6 | 金融サービス | |
7 | ネット通販 | |
8 | e-ビジネスの仕組み | |
9 | 物流 | |
10 | リスク | |
11 | セキュリティ | |
12 | e-ビジネスモデル | |
13 | 顧客リレーションシップマネージメント | |
14 | データベース技術 | |
15 | まとめと試験 | |
16 | 定期試験期間 | |