【講義概要】
現在の社会において、芸術、美術の持つ役割、関心は大きく、必要になってきていると思います。
その反面、学び考える機会は少なくなっています。現代のような人間関係が希薄になる時代においては、必須のものではないかと考えています。
芸術というと、美術館等で鑑賞するものというような意識が多くの方にあります。芸術、美術はそういうものだけでなく、もっともっと身近にもあり、幅広く気軽に触れあえるものなのです。そして私たち自身生きていくための、知恵、力、考え方そのものでもあります。
わたしがやきもの(陶芸)を通して得た、芸術感、考え方、生き方を皆さんに伝え、皆さんが自身の生活、生き方を考える、参考になればと思います。
【学習到達目標】
芸術、美術に関心を持ち、考えることをしていただきたい、参考にしてもらいたい。そして自分の人生を豊かに、柔軟に生きていく参考にして欲しい。
【履修上の注意】
筆記試験を行います。講義の態度等、平常点が重要となります
【事前準備学習】
多くの作品を鑑賞、そして考えてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 毎回講義概要プリントを配布する。 |
参考書 | 一般的美術、芸術にかんするものを参考にしてください。また素晴らしいといわれるもの(生き方、スポーツ、音楽、伝統等)
を鑑賞し、参考にしてください。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(授業態度)5、そして試験の成績5により評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 講義概要 自己紹介、講義内容の説明など | |
2 | 創作と個性 創作には個性が大事、個性とは? | |
3 | 芸術とデザイン デザインは芸術か?違い、共通性 | |
4 | やきもの(土、制作技法) やきもの粘土、制作方法の話 | |
5 | やきもの焼成、作品返却 やきもの焼成、窯、うわぐすりの話 | |
6 | やきもの実習(粘土による制作) 500gの粘土を使い制作してもらいます、後日焼いて返却 | |
7 | わび、さび日本文化 日本文化の原点? | |
8 | やきものと食1 食を通してやきものを考える(ヨーロッパ) | |
9 | やきものと食2 〃 (日本) | |
10 | 日本、型の文化 日本独特の文化の形、そして今マニュアルとは… | |
11 | やきもの歴史、古代 古代のやきもの(縄文、弥生、ハニワなど) | |
12 | やきもの歴史、中世 主に安土桃山のやきものについて | |
13 | 時代と芸術 時代によって価値は変わる | |
14 | 芸術の鑑賞 どう見れば、理解すればいいのか | |
15 | 芸術と生き方 芸術に正解はない、生き方にも… | |
16 | 定期試験 | |