名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限地球物理学概論秋A名古屋 21小林 記之AX1339

【授業情報】

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講義概要

地球物理学は、地球や惑星の上で起きる様々な現象を、物理学を使って解明していくという分野です。内容は極めて広く、身近な自然現象から、太陽系や惑星の進化や宇宙空間までを対象としています。20世紀を通じて展開されてきた地球科学の発展と宇宙開発によって、地球物理学はその対象をこの地球だけではなく、地球をめぐる惑星間空間、太陽系の他の惑星、そして太陽系と銀河系空間の相互作用領域にいたるまで広げました。また、地球物理学では、日々の天気の変化のメカニズムを理解し予測に役立てる、あるいは、しばしば大きな被害をもたらすような地震現象の本質を理解し予測するために物理学を用いて地球上でおこる様々な現象の理解をはかっています。私たち人間の住む地球上では地球温暖化や巨大地震の発生、火山噴火、オゾンホール問題など、地球環境の急激な変化などによる自然災害が懸念されています。人間の活動の規模や影響が非常に大きくなってきた現在、地球物理学の必要性は従来にも増し大きくなりつつあります。近未来の人類に課された課題とも言える諸問題の解決には、よりよい地球そのものの理解が必要とされており、地球物理学のさらなる発展が必要不可欠です。地球(主として固体地球)の性質がどのように理解されているのかを、講義します。地球内部の構造や地球表層で起きる現象を、物理学を中心に科学的に捉えることによって、固体地球環境についての基礎的な事項について最新の情報をもりこんだ講義を行います。また、自然災害に対する防災・減災・危機管理についての知識を深め、中部地域・愛知県(白鳥キャンパス周辺・瀬戸キャンパス周辺)で今後生じるであろう身の回りの自然災害についても講義します。
※COC地域志向科目



【学習到達目標】

私たち人間の生活の身のまわりには、山・川の地形・地質・岩石など自然が満ち溢れています。このように身近な自然を通して、地球科学に目を向け、火山、地震、気象などの自然現象を理解しましょう。日常生活や社会との関連を図りながら地球や地球を取り巻く環境への関心を高め、地学的に探究する能力と態度を養うとともに、地学の基本的な概念や原理・法則を理解しましょう。また、科学的な見方や考え方を養うことで、日々の生活を豊かなものにしましょう。



履修上の注意

自然に直接触れることや疑問を持つことを常に心がけ、日常生活にあふれる自然現象に関心を持って授業に出てほしい。また、授業の内容に関心・疑問を持って、自ら見出した問題点に関して謎解きをすることを楽しんでください。授業は60%以上の出席とします。授業中の勝手な私語には、厳しく対処します。



【事前準備学習】

平常点・授業態度を重視します。授業中はやる気、集中力、根気でもって臨み、私語、居眠り、遅刻を慎むようにしてください。身近な自然現象に関して、講義内容とどう関係しているのか、毎回考えて講義に臨むようにしてください。特に、次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解するようにしてください。また、TVやインターネット上でも地球科学に関する話題(例えば、NHKスペシャルなど)が多くありますので、積極的に観賞してください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書プリントを配布します。
参考書『地球をはかる (新版地学教育講座)』 藤井陽一郎 他 東海大学出版会 1994
『地震と火山 (新版地学教育講座)』 安藤雅孝 他 東海大学出版会 1996
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

定期試験とレポート、さらに平常点・授業態度をもちいて評価します。試験70%、提出物15%、平常点・授業態度15%として計算し、成績評価を付けます。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1地球物理学とは
2地球の概要・形・大きさ
3地球の重力・アイソスタシー
4地磁気・古地磁気
5大陸移動説とプレートテクトニクス
6地震の性質・メカニズム
7地震にともなう自然現象
8地震の分布と日本列島の地震
9兵庫県南部沖地震と東北地方太平洋沖地震
10地震の予知と防災
11社会の防災力-中部地域・愛知県の防災減災-
12火山の噴火
13マグマと火成活動
14火山の形と噴火の大きさ
15日本の火山および授業総括
16定期試験期間


【リンク】


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