名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限言語と心理秋A名古屋 22新多 了FE2335

【授業情報】

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講義概要

 本講義では、第二言語習得の研究から、どのように第二言語(私たちにとっての英語)が習得されるのか、またどのようにすれば効果的に英語力を高めることができるかについて理解を深めます。第二言語の様々な研究領域から、特に学習者の個人差要因に焦点をあて、どのような理由で外国語学習に成功するする人としない人ができるのかについて考えます。また、留学の英語能力への効果についても取り上げます。



【学習到達目標】

(1) 言語と心理の関係について理解する。
(2) 言語と心理に関するこれまでの研究の動向及び最新の研究について理解する。
(3) 言語と心理に関する研究成果をふまえ、効果的な外国語学習の方法について理解する。



履修上の注意

(1)毎回ハンドアウトを適宜配布しますので、ファイルに保管し、毎回の授業に持参するようにして下さい。
(2)単なる出席ではなく、積極的な授業参加が必要です。指示した予習、復習は必ずやってくるようにして下さい。
(3)欠席は3回まで、4回以上は自動的に失格になりますので、注意してください。



【事前準備学習】

毎回の授業についてしっかりと復習していてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書特にありません。適宜、ハンドアウトを配布します。
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

(1)中間試験 40%    
(2)期末試験 40%
(3)授業参加 20%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション:母語習得と第二言語習得の違い
2第二言語はどのような知識をどのように習得するのか?(明示的・暗示的知識)
3第二言語習得における注意とワーキングメモリの役割
4自分の捉え方が変わると、第二言語習得も変わる?(自己概念)
5やらされている学習から、自分から取り組む学習にどのような変化するか?(自己決定理論)
6「自分はできる」と信じることで、第二言語は習得できる?(自己効力感)
7中間試験およびまとめ
8第二言語コミュニケーション不安をどのように取り除けばいいか?
9コミュニケーション意欲はどのように第二言語習得に影響するか?
10どのような目標が第二言語学習に効果的か?(目標達成理論)
11第二言語学習に自分から積極的に関わる(自己調整力)
12どのような性格が第二言語習得に向いているのか?
13男女どちらが第二言語習得に向いているのか?
14どのようなグループが第二言語学習に効果的なのか?グループダイナミクス
15期末試験及びまとめ
16定期試験期間