【講義概要】
大学で学ぶ際に、あるいは社会生活を営む上で、日本語による言語表現は欠かせません。「日本語表現」は、大学卒業後、社会人として必要とされる日本語の読む・書く・話す能力のレベルアップを図る科目です。
具体的には、読む・書くことについては、社会人として必須の敬語・文法・漢字・語彙の知識を習得し、日本語検定3級認定(合格)程度の日本語力の修得を目指します。また、話すことについては、必ず全員に3分間のスピーチを課しています。さらに、基礎知識習得後には、文章作成のための技能について、具体的に勉強をします。
名古屋学院大学ディプロマ・ポリシーうち、「知識・技能 1)人間、社会、文化、自然等に関する幅広い知識を身に付けている」及び「思考力・判断力・表現力」の「2)他者に対して、自分の考えを口頭や文章によって的確に伝えることができる」に関連した科目です。また、カリキュラム・ポリシー「教育内容」の《NGU教養スタンダード科目》「日本語・語学・情報に関する科目」に該当します。
【学習到達目標】
文の組み立て・言葉の順序・文の要旨をまとめる勉強等を通して、実際の社会生活や学習活動に必要な作文能力を養います。また、改まった話を改まった場所で話すことのできる能力を、3分間スピーチを行うことにより育成します。
【履修上の注意】
授業以外にも授業後のCCSによる「自学自習」の実施、また授業外にNGU漢字検定のための漢字の読み・書きの勉強を行うことも必要です。授業はなるべく休まないようにしてください。休んだ場合は、その日の授業内容に関する「自学自習」の勉強が課されます。
【事前準備学習】
前回の授業の復習として、関係する自学自習のコンテンツを必ず終えてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『日本語表現テキスト』 名古屋学院大学日本語表現部会 名古屋学院大学日本語表現部会 2017年 |
参考書 | 『日本語検定公式領域別問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 各年発行 『日本語検定公式各級別過去問題集』 日本語検定委員会 東京書籍 各年発行 図書館にも、複数冊入れてあります。ご利用下さい。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点と毎回の小テストの総合点により評価します。
NGU漢字検定の設定目標達成とCCSによる「自学自習」の実施は必須です。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション/言葉の知識、練習問題、漢字習熟度判定テスト | |
2 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、敬語①、練習問題 | |
3 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、敬語②、練習問題 | |
4 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、文法・言葉のきまり①、練習問題 | |
5 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、文法・言葉のきまり②、練習問題 | |
6 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、言葉の意味、練習問題 | |
7 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、漢字、表記①、練習問題 | |
8 | 3分間スピーチ、前回確認テスト、漢字、表記②、練習問題 | |
9 | 3分間スピーチ、日本語検定受検に備えて、確認テスト | |
10 | 3分間スピーチ、話し言葉と書き言葉 | |
11 | 3分間スピーチ、文の組み立て | |
12 | 3分間スピーチ、文章を要約する | |
13 | 3分間スピーチ、Eメールを書く | |
14 | 3分間スピーチ、文章を書く | |
15 | これまでの授業のまとめ、アチーブメントテスト | |
16 | 定期試験期間 | |