【講義概要】
臨床実習Ⅰにおいて必要とされる知識・技術を整理し、実習にふさわしい態度について学ぶ。
今までの講義、演習及び実習で学んだ様々な検査・測定について、対象を理解するために、何が、どのように必要かを考え、評価する目的を再学習し、実践できるようにする。
各教員グループが担当する実技課題をグループ毎にローテーションしながら実施する。
*ディプロマポリシーに掲げた全ての項目に深く関わる総合的な科目として位置づけられ、科目履修の順序指定科目である。
【学習到達目標】
1.実習において必要とされる姿勢・態度を考え、実践できる。
2.臨床実習に備え、これまでに学修した知識や技術を整理することの必要性を理解し、実践できる。
3.臨床実習でより能動的に学習する姿勢・態度を身につける。自らの課題を明確にして取り組むことができる。
*各項目の詳細はコアカリキュラムまたは実習ハンドブックを参照。
【履修上の注意】
3年次春学期までに配当された学科専門科目における全ての必須科目の単位を取得していること。
【事前準備学習】
これまでに学習した知識、技術を整理し、統合しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『ライト・イン・ザ・ミドル : 成人片麻痺の選択的な体幹活動』 Patricia M. Davies著/額谷一夫訳 丸善出版 2012.1 『ステップス・トゥ・フォロー 改訂第2版』 Patricia M. Davies著/額谷一夫訳 丸善出版 2012.1 |
【評価方法】
授業態度、レポート、グループワーク、ロールプレイ、実習後報告会を通して総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション(実技課題に関する説明と学習の進め方) | |
2 | 臨床実習Ⅰ~Ⅲの説明 | |
3 | 評価手技(MMT、ROM等)の確認テスト | |
4 | 症例レポートの位置付けと書き方 | |
5 | 模擬症例を用いた症例レポートの作成 | |
6 | 実習関連書類の作成 | |
7 | 実技課題A 医療人に求められるコミュニケーション、病態と理学療法評価項目の理解 | |
8 | 実技課題A 医療人に求められるコミュニケーションの実践 | |
9 | 実技試験A | |
10 | 実技課題B 機能障害評価の実践 | |
11 | 実技課題B 評価結果の統合と解釈(病態・動作との関係の理解) | |
12 | 実技試験B | |
13 | 実技課題C 動作評価の実践 | |
14 | 実技課題C 評価結果の統合と解釈(病態・機能障害評価との関係の理解) | |
15 | 実技試験C | |
16 | 最終実技試験とまとめ | |