【講義概要】
経営における技術や設備の進歩には目を見張るものがある。しかし、これら物的諸要素を駆使するのは、結局のところ「人間」以外の何ものでもない(「企業は人なり」と言われるゆえんである)。したがって、円滑な経営活動を行うためには、まずもって人間・従業員に対する管理、すなわち「人的資源管理」(HRM)が適切に行われなければならないということになる。本講義では、このような意義をもつ人的資源管理について、学説史的考察をふまえたうえで、その主要領域のいくつかを検討していきたい。
【学習到達目標】
大学生として、また就職後の社会人として最低限必要な知識と教養を身につけることを目標とする。
【履修上の注意】
「労使関係論」を併せて履修することが望ましい。
【事前準備学習】
日本企業における人事・労務について、新聞やテレビでの報道に日ごろから関心を持っておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 追って指示する。 |
参考書 | 『新経営学』 羽路駒次,小嶋博編著 晃洋書房 2003.4 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 経営学と人的資源管理 | |
2 | 人的資源管理の目的と体系 | |
3 | モチベーション論:①伝統論 | |
4 | モチベーション論:②近代論 | |
5 | リーダーシップ論の展開 | |
6 | 評価システム:人事考課 | |
7 | 雇用管理:採用 | |
8 | 〃 :配置・異動・昇進 | |
9 | 〃 :退職 | |
10 | 賃金管理:総論 | |
11 | 〃 :定期賃金(年功給・能力給・成果給) | |
12 | 〃 :一時金・賞与 | |
13 | 福利厚生管理 | |
14 | 労働時間管理と安全衛生管理 | |
15 | 教育訓練/能力開発 | |
16 | 定期試験期間 | |