【講義概要】
今日の小売・流通業界では、消費動向や変化の流れを読み取る能力が必要です。販売士検定は、こうした即戦力として必要なビジネスに直結した知識・能力が身に付く小売・流通業界唯一の公的資格です。試験範囲には、小売従事に必要なさまざまな要素が含まれており、資格取得の学習から得られた知識は、百貨店・専門店・コンビニエンスストアなど、さまざまな小売業に応用できます。また、「取引先である小売業について理解を深め、業務に反映したい」という製造・卸売業界の意見もあり、各業界から高い評価を受けています。販売士は、消費者に直結した販売のプロなのですから消費者のニーズを満足させることができなければなりません。現代は、変化の時代です。変化を予知し、対応できるのもプロです。消費者の欲求ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの変化にプロの販売士は、常に対応しなくてはなりません。
【学習到達目標】
小売商販売士検定3級程度の知識と技術を修得することを目標とする。
【履修上の注意】
小試験が多いので遅刻しないように。
教室内での基本的マナー厳守のこと。出席を最重要視する。段階を追って体系的な理解が求められるので毎時間出席すること。
【事前準備学習】
流通機構における小売商の役割と機能について、事前に学習しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『 日商販売士検定試験練習問題集3級』 実教出版 |
参考書 | 『3級販売士 最短合格問題集』 山口正浩 かんき出版 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験60%(受講者数や授業の進み具合によってレポートなどに変更する可能性もある。)
平常点・授業態度40%(授業への積極的参加・小テストなど)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 販売士検定3級 概要の説明と評価方法 | |
2 | 「小売業の類型」1(小売業の役割) | |
3 | 「小売業の類型」2(チェーンストアその他) | |
4 | 「小売業の類型」3(商業集積) | |
5 | 「マーチャンダイジング」1(商品知識) | |
6 | 「マーチャンダイジング」2(商品計画その他) | |
7 | 「マーチャンダイジング」3(価格)「補足」「小テスト」① | |
8 | 「ストアオペレーション」1(ディスプレイ) | |
9 | 「ストアオペレーション」2(人的販売その他) | |
10 | 「マーケティング」1(顧客管理) | |
11 | 「マーケティング」2(販売促進その他) | |
12 | 「マーケティング」3(売り場づくり)、「補足」「小テスト」② | |
13 | 「販売・経営管理」1(接客マナーその他) | |
14 | 「販売・経営管理」2「補足」「小テスト」③ | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |