【講義概要】
理学療法における神経筋機能の病態把握及び理学療法の効果判定を目的とした電気生理学的診断法について学ぶ。特に、神経系機能の診断に用いられる誘発筋電図を使用した、末梢神経伝導速度の理論と計測方法、誘発される各種波形から脊髄運動細胞の興奮性評価及び促進・抑制機構の解析を行い、各種運動による神経系機構の学習を行う。また、動作筋電図による動作時の筋活動特性を評価することで、各種運動に伴う筋機能の特性の理解、さらに波形分析から得られる筋生理学的特性について学ぶ。
【学習到達目標】
電気生理学的検査の意義,神経生理学的背景を理解する。各種誘発筋電図の意義,方法論を理解する。動作筋電図の意義,方法論を理解する。
【履修上の注意】
解剖学、運動学、生理学をしっかり復習しておくこと
【事前準備学習】
解剖学、運動学、生理学をしっかり復習しておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 電気診断学の役割 | |
3 | 末梢神経障害の病態生理 | |
4 | ニューロパチーの病態生理 | |
5 | 伝導速度,振幅,波形の解釈(M波) | |
6 | 伝導速度,振幅,波形の解釈(F波) | |
7 | 表面筋電図の基礎 | |
8 | 授業のまとめと試験 | |