【講義概要】
現在、動物および人間の生命をめぐって、様々な倫理的問題が生じている。例えば、動物の生命をめぐっては、動物園で飼育展示されている動物が抱えるストレスの問題や、飼えなくなった犬や猫の殺処分の問題などがある。人間の生命をめぐっては、脳死者からの臓器移植の問題や、妊娠中に胎児に病気・障害が見つかった場合の中絶の問題などがある。これらの問題について、一つ一つ考察していく。
【学習到達目標】
動物および人間の生命をめぐる様々な倫理的問題について、基本的な知識を身につけるとともに、自ら主体的に考察できること。
【履修上の注意】
取り扱うテーマの多くは、新聞やニュースなどでもしばしば報じられている。新聞やニュースなどでの報道に接した際には、注意深く読んで・見ておくように。そのテーマについての最新の情報を得ることができる。
【事前準備学習】
各授業時に前回授業の復習はしない予定なので、各自で前回授業の復習をしてきた上で各授業に臨むとスムーズである。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使用しない。適宜、プリントを配布する。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
学期末試験70%、リアクションペーパー30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 動物(動物園) | |
2 | 動物(肉食--ヴェジタリアニズム) | |
3 | 動物(肉食--と畜体験) | |
4 | 動物(ペット殺処分) | |
5 | 人間(人工妊娠中絶) | |
6 | 人間(社会的養護) | |
7 | 人間(臓器移植--臓器移植を受ける側を中心に) | |
8 | 人間(臓器移植--臓器を提供する側を中心に) | |
9 | 人間(安楽死) | |
10 | 中間の補足 | |
11 | 人間(出生前診断) | |
12 | 人間(障害) | |
13 | その他の倫理的問題 | |
14 | 全体の補足 | |
15 | 全体のまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |