【講義概要】
やきものを実際にろくろを使ったり、ひもつくり等で制作して、焼成する、出来上がった作品を使ってみる。
体験することによってそのすばらしさ、楽しさ、魅力、苦労を実感してもらいたい。
(指先を使って、制作することは脳の活性化にも効果があるという)
そして、やきものを通して、様々な美術、芸術に興味を持ってもらいたい。またものつくりの楽しさ、厳しさも感じてもらいたい。
そうすることで仕事、生活の中に取り入れることが出来、うるおいや、楽しさといった生活の幅が広がると思います。
【学習到達目標】
自分で制作するものつくりの楽しさ、厳しさを実感する。そして他の作品、などにも関心を持つ。
【履修上の注意】
粘土を扱うので(特にろくろ)泥がついたり、汚れたりがつきものです。エプロンはありますが、靴とかズボン、汚れてもいいものを用意してください。 (基本は土ですので、乾燥すると取れやすくなります)
焼けた作品は持って帰れます。袋など用意するとよい。
尚制作する作品については進行速度等で変更することがあります。
【事前準備学習】
自分で作りたいものなど、お店や、家の焼き物をよく見ておくといいですね。美術雑誌のような作品はなかなかできません。
何事も初めは見よう見まねです、いきなり上手にはできません。まずは安心して粘土いじりを楽しんでください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に教科書は使いません。 |
参考書 | 陶芸館にある本等を使用します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
制作をしてください。作品の良し悪しは評価の対象としませんが平常点が重要です。
制作態度、努力、アイデア等を評価します。
平常点の評価です(80%)。最後にレポートを提出(20%)してもらいます。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 土練り、実演見学 | |
2 | カップつくり | |
3 | プレートつくり、カップの絵付け | |
4 | 型を使った丼作り、プレート絵付け | |
5 | 仕上げ、釉薬かけ 一部ろくろ(ろくろは6台のため分けて実習) | |
6 | 茶碗つくり 一部ろくろ | |
7 | 茶碗の仕上げ 一部ろくろ | |
8 | 型おこし、釉掛け 一部ろくろ | |
9 | 焼けた自分の茶碗で抹茶を飲む | |
10 | 方形皿つくり | |
11 | 招き猫つくり ① | |
12 | 招き猫つくり ② - 仕上げ - | |
13 | 絵付け、釉掛け | |
14 | 自由制作 | |
15 | 自由制作 - 仕上げ - | |
16 | まとめ及び試験(レポート) 作品持ち帰り | |