【講義概要】
健康を保持・増進し、疾病を予防するためには、栄養に関する正しい知識をもつことが必要です。
この講義では、我々を取り巻く食環境の現状を知り、食と健康とのかかわりについて、栄養素の種類、摂取状況と1日必要量、体内での役割、体内代謝等について、さらに食品と含有栄養素について学びます。
これらの基礎事項をもとに、各ライフステージ、あるいは特殊環境における栄養摂取について学びます。
【学習到達目標】
①正しい健康管理の出来る、栄養知識を習得する。②各ライフステージごとの栄養摂取法を習得する。③いろいろな生活環境における栄養摂取法を習得する。④食品と栄養の正しい関連を知る。⑤生活習慣病の予防法を体得する。⑥基礎知識をもとに周りの人々への助言、指導が出来る。
【履修上の注意】
各単元ごとにプリントを配布します。
私達の周りには、新聞・雑誌・インターネットなどを通じて、多くの栄養情報が提供されていなす。その中には異常に修飾された情報もあり、決して正しい情報ばかりではありません。情報に対しては、常に関心を持つことは必要ですが、氾濫する情報を前に、その正誤を判断できるような正しい基礎知識を身につけましょう。
【事前準備学習】
シラバスを読み、当日の講義内容を把握して受講してください。
講義内容は第1回から関連していますから前回の復習もしてから受講してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『香川靖雄教授のやさしい栄養学』 香川靖雄 女子栄養大学出版部 2010年 『応用栄養学』 堀江祥允編集代表 中央法規 2004年 『新食品・栄養科学シリーズ 「基礎栄養学」』 西川善之、灘本知憲編 化学同人 2007年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 栄養学入門 (健康と栄養、五大栄養素など) | |
2 | 栄養素の特徴と作用(糖質、脂質、タンパク質) | |
3 | 栄養素の特徴と作用(ビタミン、無機質、水分) | |
4 | エネルギー代謝 (食品のエネルギー、エネルギー消費)、日本人の食事摂取基準、 | |
5 | 栄養素の消化吸収 | |
6 | 栄養素の体内代謝 | |
7 | 栄養状態の評価判定法、健康づくりと食生活 | |
8 | 食品と食品群、6つの基礎食品群、機能性食品 | |
9 | ライフステージと栄養 | |
10 | 生活習慣病(生活習慣病とは?メタボリックシンドロームと危険因子) | |
11 | 各種疾患と栄養 | |
12 | 代謝疾患と栄養、血液疾患と栄養 | |
13 | スポーツと栄養、ストレスと栄養 | |
14 | 特殊な環境下における栄養(高温、低温、高圧、低圧など) | |
15 | 栄養学の実生活への応用 | |
16 | 定期試験期間 | |