名古屋学院大学シラバス


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シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限統計学春A名古屋 22上山 仁恵GD2327

【授業情報】

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講義概要

 この講義は「統計学入門」の知識をベースに、現在、企業や公的機関など、様々なところでよく利用されている「回帰分析」の概念を学びます。
 まず、復習として、「統計学入門」では、2変数の相関関係の検証方法を学びました(散布図や相関係数)。この講義の受講に当たっては、「統計学入門」の講義資料を用い、相関関係の検証方法について、しっかり復習しておいて下さい。
 そして、相関関係の検証では、単純に「2変数に関係があるかどうか」を検証することしかできませんでしたが、次のステップとしては、相関関係があるのであれば、一方の変数が他方の変数に影響を与えているのだろうか?さらに、影響を与えているのであれば、どれぐらい影響を与えているのだろうか、という検証を行いたいところです。このような検証方法が、「回帰分析」という統計手法です。
 例えば、企業にとっては、我が社のセールスに為替相場の変動が影響しているのだろうか?もし影響しているのであれば、1円の円高で我が社のセールスがどれだけ変化するのだろうか、その具体的な予測数値が入手できます。また、公的機関にとっては、子供手当等による公的補助が出生率に影響を与えているのだろうか?もし影響を与えているのであれば、例えば、公的補助1ヵ月1万円の支給により、出生率はどれだけ増加するのだろうか、その具体的な予測数値が入手可能となります。
 以上のことから、回帰分析は、現在、企業や官公庁等で幅広く使用され、重宝されている統計分析の手法となっています。この授業では、非常に有用性の高い「回帰分析」の統計手法の概念を学び、様々なマクロデータや財務データを用い、「回帰分析」が使いこなせるようになることを目標とします。



【学習到達目標】

店舗の進出候補のエリアの特徴や消費者の属性・意識の特徴の把握など、我々は経済活動や社会活動において、様々な集団(集合)の特徴やそれらの相互関係について正確に捉える必要があります。講義では様々な統計手法を学び、各種の問題設定に対し、統計的根拠の裏付けに基づき、科学的な解釈や判断ができることを目標とします。



履修上の注意

「統計学入門」の単位(レベルとしてはA以上)が付与されていること、または社会調査士資格取得希望者が前提です。また、この講義は、各回の講義の積み重ねとなるため、欠席をした場合、講義の理解が著しく難しくなることに注意して下さい(公欠に該当する欠席の場合は後日フォローアップは行います)。



【事前準備学習】

「統計学入門」の内容を復習しておいて下さい。
なお、本講義はエクセルを用いた講義です。エクセルの基本操作(シート上での計算、グラフの作成、関数の挿入)ができるかどうか確認して下さい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書特になし
参考書講義内で提示する
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業内で実施する理解度確認テスト(50点満点)と期末レポート(50点満点)の総合得点60点以上で単位を付与する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
11.1変量分析:基本統計量(平均値と中央値)の理解とその計算、及びヒストグラムの作成と分布の理解。
22.1変量分析:基本統計量(分散・標準偏差)の理解とその計算。
33.1変量分析:基本統計量(標準偏差)の理解(標準偏差の利点を学ぶ)。
44.1変量統計の比較:平均・比率の差の検定と独立性の検定。
55.1変量分析のまとめ(基本統計量と検定の知識を用いて実践演習)
66.2変量分析:クロス表の見方・作成とクロス分析(属性相関係数)の理解。
77.2変量分析:散布図と相関係数、及び、擬似相関と偏相関係数の理解。
88.2変量分析のまとめ(クロス分析と相関係数の実践演習)。
99.2変量分析:単回帰分析① 回帰分析の概念と回帰式の作成。
1010.2変量分析:単回帰分析② 回帰式評価の準備(抽出法の理論と中心極限定理、及び、正規分布等様々な統計分布の理解)。
1111.2変量分析:単回帰分析③ 回帰式の評価(t-検定の理解)。
1212.2変量分析:単回帰分析の実践演習(各自で説明変数を選択して単回帰分析を実施)。
1313.多変量分析:重回帰分析① 重回帰の理解と回帰式の評価。
1414.多変量分析:重回帰分析② 重回帰分析の応用(ダミー変数の作成、及び、変数のコントロール)。
1515.多変量分析:重回帰分析③ 実践演習(各自で説明変数を選択して重回帰分析を実施)。
16定期試験期間


【リンク】


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