【講義概要】
現在、国際社会で起こっている様々なできごとを理解するためには、その理解を助けるための基本的な知識と考え方が必要になります。その基本的な知識と考え方を養うための講座のひとつが、国際政治学です。
本講座では、国際社会における様々な事象を、国家間関係を中心に分析し、国際社会の構造と動きについて学ぶことを目的とします。現在の国際社会に見られる事象の背景にあるもの、つまり、国際社会の歴史を見ることにより、現在の世界で起こっているさまざまな問題の分析と考察を行なっていきます。
本講座では、国際政治学の基本的な観念と原理を、国際政治史を学びながら、修得し、次いで、戦後国際社会の構造とその変化についてを追っていきたいと思います。
【学習到達目標】
新聞、ニュース番組の内容をより深く理解することができるようになること
【履修上の注意】
要点が書かれたプリントを配布しますが、講義内容を聞きながら、自分で、ノートをとることが必須となります
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 用いない。レジュメを配布する。 |
参考書 | 必要ならば授業中に提示 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験80% 平常点20%(レポートの評価)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 国際政治学とは:対象と方法 | |
2 | 観念と原理 | |
3 | 国際社会の成立 | |
4 | ウイーン体制 | |
5 | 第一次世界大戦 | |
6 | 第2次世界大戦 | |
7 | 戦後国際社会(1)双極システム | |
8 | (2)冷戦:米ソの対立 | |
9 | 冷戦下の世界(1)ヨーロッパ | |
10 | (2)アジア、日本 | |
11 | 冷戦後の世界(1)ロシア | |
12 | (2)EU、ドイツ | |
13 | (3)アジア | |
14 | NGOの活動 | |
15 | 国際的機関の変化 | |
16 | 定期試験期間 | |