【講義概要】
本授業では、イギリス文学の歴史と作品について、講義していきます。イギリスの国の成り立ちから始まり、著名な作家を何人か選び、彼らの作品、その時代背景について階級とジェンダーの観点から説明します。リーディング力と異文化を理解する能力、英語圏の人々と今後会話する際に必要となる基本的教養を身につけます。
【学習到達目標】
・イギリスの歴史及び文学に関連した基本的な語彙力を身につける。
・イギリスの歴史及び文学に関する知識を身につける。
・基本的な文法力を身につける。
・基本的な英文を早く正確に読む力、文学的な内容の文章を理解する能力を身につける。
・関連テーマについて調査し、日本語あるいは英語で情報をまとめ、意見を書く能力を身につける。
【履修上の注意】
・テキストと辞書を必ず持参すること。
・宿題は必ず締め切りを厳守すること。
・ハンドアウトは、ファイルにまとめて管理すること。
・欠席4回以上は自動的に失格とします。
【事前準備学習】
前回の授業で学習した内容を復習し、宿題を完成させておいてください。予習の段階から声に出して英文を読むとよいでしょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『Great British Writers』 Derek Sellen Black Cat Publishing 2009 『英国文学史要』 志士田 光雄 金星堂 1993 Great British Writersはイギリスの偉大な作家たちに焦点を当て、平易な英語で書かれています。CDがついていますのでリスニングと速読の練習にもなります。『英国文学史要』は日本語で書かれた解説書です。両方のテキストから課題が出ます。 |
参考書 | 『イギリスの文学 概説と演習』 斎藤 勇 監修 畠中 康男・小宮山 博 英宝社 『イギリス史』 G.M.トレヴェリアン 大野真弓監訳 みすず書房 1996年 『イギリス文学史序説』 斉藤美洲 中教出版 1990年 『イギリス文化辞典』 橋口 稔 大修館書店 2003年 『イギリスの文学 概説と演習』はイギリスの歴史的背景と文学史についてより詳しい情報が盛り込まれています。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点 20% 課題 20% 小テスト 20% 試験 40%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | イギリスの国の成り立ち | |
3 | ルネッサンスの劇作家たち | |
4 | William Shakespeareとその時代 | |
5 | William Shakespeareの4大悲劇 | |
6 | 17世紀と18世紀の作家たち | |
7 | ミルトンと革命の時代 | |
8 | ジャーナリズムと風刺文学 | |
9 | 小説の勃興 | |
10 | Samuel Richardson, 『パメラ』をめぐって | |
11 | ジョンソン博士 | |
12 | ロマン派の文人たち(1) | |
13 | ロマン派の文人たち(2) | |
14 | 女性作家たち | |
15 | ブロンテ姉妹 | |
16 | 定期試験期間 | |