【講義概要】
この授業は日本語教授法に関する基本的知識を構築する目的で以下の点を学習する。
(1) 日本語教育における初級レベルを知る。
(2) 教材分析によって、初級日本語の教育内容を知る。
(3) 初級文法を扱った授業の流れ、教室活動の方法を知る。
(4) 初級文法を扱った授業の流れ、教室活動を実践・発表する。
授業は講義、ワーキング、ディスカッション等の形態をとりながら進める。
【学習到達目標】
初級日本語学習者を対象とした文法項目の教え方(教室活動の方法)を知る。
【履修上の注意】
授業の都合上、座席を指定することがある。
忌引き以外は理由の如何にかかわらず欠席と扱う。
(例 就職活動、資格講座等の場合の不在は欠席と扱う)
【事前準備学習】
日本語学Ⅰ、Ⅲ履修者は、復習をしておいてください。
初日に皆さんの言語学習観等を文章にまとめます。準備をしておいてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『国際交流基金 日本語教授法シリーズ4 「文法を教える」』 国際交流基金 ひつじ書房 2010 『国際交流基金 日本語教授法シリーズ9 「初級を教える」』 国際交流基金 ひつじ書房 2007 必要な資料等は適宜配付・紹介する
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指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
提出物 50% 平常点 50%
*平常点には、発言、グループワークへの取り組み、発表態度、発表を聞く態度等を含みます。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | 文法とは/文法を学ぶ意義 | |
3 | 初級日本語文法の基礎知識を得る①(復習、調査分析活動) | |
4 | 初級日本語文法の基礎知識を得る②(情報共有活動) | |
5 | 日本語学習者を知る(初級とは) | |
6 | 日本語教材分析①(分析方法を知る) | |
7 | 日本語教材分析②(調査分析活動) | |
8 | 日本語教材分析③(情報共有活動) | |
9 | 初級実習観察①(ビデオ視聴) | |
10 | 初級実習観察②(情報共有活動) | |
11 | 初級授業を知る①(授業の流れ、各活動の目的) | |
12 | 初級授業を知る②(教材教具) | |
13 | 評価法 | |
14 | 初級授業実践①(前半) | |
15 | 初級授業実践②(後半) | |
16 | 期末試験 | |