【講義概要】
最近日本と韓国は文化交流も多様化しており、日本において韓国の社会や文化に興味を持つ人がますます増えている。特に韓国ドラマや歌を中心とした韓流ブームは一時的なブームの壁を越え、韓国の姿を見せることによって今までの韓国のイメージを変えつつある。日本から一番近い外国である韓国の文化に触れながら、日本語と文法や単語などの類似点が多くて外国語の中で最も覚えやすく吸収しやすい言語である韓国語を習得することによって韓国との関わりを深く考える。
本講座では、韓国語(ハングル)についての知識がまったくない受講生を対象とし、基礎から丁寧に学習していく。前期(韓国語I)・後期(韓国語II)の1年を通して、日常会話ができる程度のコミュニケーション能力を身につけることを目指す。基礎文法の学習だけではなく会話の練習や平易な文章の講読も行ないバランスよく韓国語を学んでいく。さらに、ビデオやパソコンの動画、メールなどのマルチメディアとインターネットを融合した学習方法を取り入れ、効率良く楽しい学習環境の構築を図る。最後に、両国の文化理解に役立つ知識が吸収できるよう、言語を超えて文化・歴史・社会などの分野に幅広く触れていきたい。
【学習到達目標】
・ハングル文字を習得し、正確な読み書きができるようにする。
・あいさつや自己紹介など実用的な基礎表現ができ、基本的なコミュニケーションが取れることを目指す。
【履修上の注意】
・元気で積極的に授業に取り込む態度が望ましい。
・各ユニットについての予習・復習を必ず行う。
【事前準備学習】
・韓国に関する音楽、映画、文学など興味があるところの記事や情報を接すると韓国語に対する理解がより深まると思う。
・言語の上達に王道はない。いち早く基本文字と文法を覚えて、沢山読み、沢山喋ることが重要である。従って、予習と復習は非常に重要しされる。一回の授業に対して最低限1時間は復習と予習を行うこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『授業中に必要な教材を配布する。』 |
参考書 | 『文法から学べる韓国語ドリル』 李 昌圭 ナツメ社 2010 『韓国語レッスン初級I』 金 東漢・張 銀英 スリーエーネットワーク 2012 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
・平常点:40%(授業態度、発言、確認テスト)
・定期試験:60%
確認テスト、定期試験に関する解説をCSSの教材ボックスにて行う。 (ファイルの添付)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 韓国を知ろう(韓国の歴史・文化・生活習慣などの情報) | |
2 | 基本文字 (母音字) | |
3 | 基本文字 (子音字) | |
4 | 基本文字 (濃音) | |
5 | 基本文字 (合成母音字) | |
6 | 基本文字 (終音) | |
7 | 発音のルール (連音化) | |
8 | 発音のルール (濃音化) | |
9 | 発音のルール (激音化) | |
10 | 発音のルール (鼻音化) | |
11 | 日本語のハングル表記 | |
12 | 韓国の歌による発音の復習とその確認 | |
13 | 基本会話 (自己紹介) | |
14 | 基本会話 (~です。~ます。) | |
15 | 気づきとふりかえり | |
16 | 定期試験期間 | |