名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限国際文化演習(3年)通年名古屋 43土屋 勝彦WB3101
4限国際文化演習(3年)通年名古屋 43土屋 勝彦WB3101

【授業情報】

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主題

ヨーロッパ文化・ドイツ語圏文化ゼミナール ― しなやかな感性と豊かな想像力を持ってヨーロッパの文化に触れてみよう!

このゼミでは、ドイツ語圏の文化に関わる様々な主題を多種多様な観点から考察し、複眼的な思考力と論理形成力を養成し、最終的には受講者それぞれの卒論執筆・完成を支援することを目的にしています。今年度前期は、『図説ハプスブルク帝国』を共通図書に選び、さらにハプスブルク帝国に関わる歴史書や資料を各自で補足しながら、分析し意見をまとめ発表する形式で演習を行います。また世紀末ウィーンの芸術についても知見を深めます。



指導方針概要

討論の仕方や論理的な思考法を学べるように、歴史を彩ってきた様々な事件や人物を、批判的な文献の読み方を含めて、多様な方法論と観点から議論していきます。後期は、ヨーロッパ文化のなかから、それぞれ関心のあるテーマを自由に選んで自主的な発表をしてもらい議論します。また、ゼミ生からの提案があれば、随時それぞれの関心テーマに関わる文献や新刊書を取り上げます。学期中一人2回以上は発表することとします。ゼミ参加者は各自分担して、内容要約と疑問点や意見をまとめ、さらに独自に調査した事柄などを付け加えて、授業に臨んでください。発表の仕方や論理的な文章の作成法、注釈のつけ方など、将来の卒論に向けて具体的な知的訓練の場となるように心がけるつもりです。

文学のみならず、ヨーロッパの建築や美術、音楽、歴史、思想など、芸術文化や歴史社会、あるいはサブカルチャーや社会問題などに関心があり、それらについて卒論を書きたいと思う人は大歓迎です。面白いテーマを見つけて楽しみ(苦しみ)論文を書いてほしいですね。研究対象への愛を持って、自主的に果敢にテーマに取り組んでいくことが重要です。ドイツ語履修は前提にしません。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『難民問題』 墓田桂 中公新書 2016年
『ヨーロッパとイスラーム』 内藤正典 岩波新書 2004年
ヨーロッパにおける諸問題を中心に、受講生にとって関心の高いテーマを取り上げることにしました。 歴史書も本ゼミの進行過程で取り上げます。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

積極的に演習に参加することを求めます。自由な議論の場ができるようにしたいものです。
各自、関心のあるテーマを探し、取り上げるべき図書の推薦を望みます。