【指導方針概要】
国際化、グローバル化といわれる今日、開発、人権、紛争、労働、女性、子ども、先住民族、環境などの諸問題は、一国内にとどまらない地球的問題になっています。これら地球的問題がどのようなものなのかを知り、その原因や解決に向けた取り組みについて学びます。
演習を通じて、学生が
1）自分自身が世界で起きているさまざまな問題と切り離せない存在であることを理解すること
2）自分自身の目と耳で何かを見聞きし、自分自身の足で歩き、自分自身の頭と心で考えることができるようになること
を目指します。つまり、卒業論文執筆や就職・進学のためのスキルを修得するにとどまらず、自分自身のモノの見方・考え方、これからの人生で選択を迫られたときの指針を身につけられるようになることが、演習の目標です。
そのために、ペア／グループ、もしくはゼミ全体で議論したり、調査したり、調査報告をまとめたりします。国際協力の現場を訪問するなど、学外での研修も実施する予定です。ゼミ活動への積極的な参加が求められます。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| テキスト | －テキストは、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【学生に対する希望事項】
次のような項目にひとつ以上あてはまる学生を待っています。
・ゼミ活動に積極的に取り組める人
・国内外の諸問題と自分の関わり、問題解決に向けた取り組みについて考えたい人
・「開発と環境」「貧困」「戦争・紛争」「人権」「途上国（とくに東南アジア）と日本の関係」に関心をもっている人
・「アジア政治論」「NPO・NGO論」「国際協力実践論」のうちひとつ以上を履修し、内容に関心をもった人