名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限専門発展演習2通年名古屋 44萩野 貴史LG4101
4限専門発展演習2通年名古屋 44萩野 貴史LG4101

【授業情報】

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主題

刑法学に関する重要判例・重要論点について、出席者が調査・報告を行う。報告にあたっては、たとえば判例に類似した事案をもとに、弁護側グループと検察側グループに分かれてそれぞれレジュメを作成し、報告することで、互いの考え方の違いを知る。
また、2年間ゼミに所属した集大成として、卒業論文を執筆してもらう。



指導方針概要

このゼミでは、4年生に、2年間ゼミに所属した集大成として、卒業論文を執筆してもらいます。1つの論文を「書きあげ、推敲を繰り返し、完成させる」という作業は、普段何気なく書いている文章力をアップさせるものであり、社会に出てからも役立つからです。

さらに、犯罪や刑事法学を「遠い世界の話」と考えるのではなく、我々の身近に存在するものとして捉えてほしいと考えています。そこで、刑務所や少年院の見学など、実際に「現場」を体感する機会を設けます。通常、こうした施設は、個人が申し込むのでは見学の許可が下りません。こういった機会を積極的に利用し、必ず参加するという方にゼミに参加していただきたいと思います。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト適宜、指示する(刑法総論および刑法各論に関する専門書を各自が準備し、報告にあたってはそれらの本を読み込んでもらうことになるでしょう)。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

成績評価は、個々の報告や授業態度をもとに行います。

ゼミでは、学ぶときは真剣に学び、遊ぶときは真剣に遊ぶのが目標です。そうしたメリハリの利く方の履修を期待します。
講義科目は私語厳禁ですが、演習科目(ゼミ)はむしろ沈黙を厳禁とします。講義とゼミはまったく違うものであって良いはずです。他の人の話を聞くべき時に聞くのは当然ですが、それ以外はすべての参加者が自由に発言し、ガヤガヤとしている雰囲気を目指します。

ゼミでの議論を有益なものにするには、普段からコミュニケーションをとれる関係を構築することが不可欠です。よく知らない人との議論には遠慮が混じります。そこで、ゼミコンパや、長期休暇中の合宿なども積極的に企画し、ゼミ生には(正当な欠席理由がない限り)義務として参加してもらいます。むろん、部活(サークル)やバイト等との両立は可能ですが、ゼミが生活の一部となること(場合によっては両立するために相当な努力が必要であること)を了承したうえで、履修するようにしてください。