名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限専門発展演習2通年名古屋 44鈴木 隆LG4101
4限専門発展演習2通年名古屋 44鈴木 隆LG4101

【授業情報】

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主題

現在の国際社会には、戦争や民族・宗教対立、環境汚染、感染症、貧困、自然災害、テロリズムなど、数多くの難題が山積しています。そして、そのどれもが、私たちの暮らす日本の抱える諸問題とも通底しています。
本演習は、国際社会に生起する様々な難題の延長線上に日本の正対する諸問題を捉えることからはじめます。そのうえで、仲間たちと一緒にグローバルな視座から問題の本質を考究し、議論しながら、一歩ずつ着実に問題解決型の思考方法を涵養していくことを目標としています。
よって本演習は、既存の知識を学ぶだけでなく、グローバル化に絡む日本の諸問題を自分なりにつかみ、自分なりの解決策を導き出せる知恵の育成を通して、論理的思考プロセスを修得することに主眼を置いています。



指導方針概要

【春学期】
各自が任意に設定したテーマに関する研究発表を繰り返していきます。
それと並行して、①先行研究を十分に理解し、②研究の焦点を確定させ、③研究に独創性を持たせるため、先行研究の渉猟方法やデータ・資料の収集方法を再確認し、さらに論文の具体的な執筆方法を習得します。
なお、ゼミの開講時間に加え、必要に応じて個別指導も行います。
具体的な計画は以下の通り。(あくまでも予定ですので進捗により変更の可能性あり)

第01回: ガイダンス・オリエンテーション 専門発展演習2(春学期)の進め方について
第02回: 論文構想発表(1)
第03回: 論文構想発表(2)
第04回: 論文構想発表(3)
第05回: 論文構想発表(4)
第06回: 論文構想発表(5)
第07回: 論文構想発表(6)
第08回: 論文構想発表(7)
第09回: 論文構想発表(8)
第10回: 論文構想発表(9)
第11回: 論文構想発表(10)
第12回: 論文構想発表(11)
第13回: 論文構想発表(12)
第14回: 論文構想発表(13)
第15回: 専門発展演習2(春学期)の振り返り 成果と課題

【秋学期】
各自が任意に設定した論文執筆テーマに関する研究発表を繰り返していきます。
それと並行して、① 論文の構成・体裁、② データ・資料の使い方、③ 論理的整合性などを習得しつつ、実証的、原著的で、かつ独創的な卒業論文の完成を目標とし、論文の執筆を進めていきます。
なお、ゼミの開講時間に加え、各自の研究テーマにあわせた個別指導も随時行います。
具体的な授業計画は以下の通り。(あくまでも予定ですので進捗により変更の可能性あり)

第01回: ガイダンス・オリエンテーション 専門発展演習2(秋学期)の進め方について
第02回: 論文発表(1)
第03回: 論文発表(2)
第04回: 論文発表(3)
第05回: 論文発表(4)
第06回: 論文発表(5)
第07回: 論文発表(6)
第08回: 論文発表(7)
第09回: 論文発表(8)
第10回: 論文発表(9)
第11回: 論文発表(10)
第12回: 論文発表(11)
第13回: 論文発表(12)
第14回: 専門発展演習2(秋学期)の振り返り 成果と課題
第15回: 大学生活の振り返り



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『東アジア統合の国際政治経済学:ASEAN地域主義から自立的発展モデルへ』 鈴木隆 国際書院 2011年
『安全保障と国際関係』 鈴木隆 ほか 内外出版 2016年
『日本外交と国際関係』 鈴木隆 ほか 内外出版 2009年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

現代国際社会と日本社会との相関に問題意識を持ちながら日々の情報に接するようにしてください。
また、新聞に眼を通す癖をつけ、日々の情報、社会の転変にアンテナを張るようにし、労を惜しまずに、資料収集し、地道に勉強を続けることが大切です。

成績は、報告に際しての事前調査の深度、報告全体の内容、討論への参加度などを総合的に判断して評価します。
なお、報告準備など、演習に際しての事前準備を繰り返し怠った場合には失格とすることがあります。

この演習で、ともに考え、悩み、語らうゼミの仲間は一生の友人となるはずです。
学業はもちろんのこと、友人ネットワークの基点としてもゼミを積極的に活用し、意欲的に参加されることを期待しています。