【指導方針概要】
このゼミは、民法の財産法について、解釈学的能力を高めることを目的とします。
初回にゼミ生と相談のうえ、民法総則からスタートするか、債権法からスタートするか、いずれかとする予定です。
ゼミに参加した皆さんが、具体的問題についての法的思考力と、法の体系の双方を視野に入れた思考やできるようにするつもりです。
(なお、下のテキスト欄には、総則の教科書と債権法の教科書の双方が記されていますが、いずれかを使うつもりですので、あらかじめ購入する必要はありません。)
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『新民法大系Ⅰ 民法総則 第2版』 加藤雅信 有斐閣 平成17年 『新民法大系Ⅲ 債権総論』 加藤雅信 有斐閣 平成17年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
①学生の発表、②教員による補足、③ゼミ討論の順で、ゼミが進行します。
その日のうちに復習をすれば、民法の学力が大幅に上昇すると思います。
発表担当者は、力を入れて準備してください。
それ以外の人は、予習としては教科書を簡単に見てくるだけでかまいません。予習段階で、内容を無理に理解しようとしなくても結構です。
その代わり、復習には力を入れてください。
評価は、基本的に平常点と授業態度が重視されます。
担当になったときの発表内容、ゼミ討論での状況をみて、成績を評価します。