【主題】
民法学上重要とされている論点・争点について、受講生が中心となって検討することにより、民法学における専門的な内容の理解を深めます。
【指導方針概要】
進行の方法(たとえば、報告形式、討論形式など)については、受講生の状況をふまえ、相談して決定する予定です。
ただ、「受講生が中心となって検討する」ため、どのような進行の方法を採用するにせよ、受講生の事前準備は必要不可欠です。受講生の「積極的な」「主体的な」参加を望みます。当然のことながら、無断遅刻・無断欠席は厳禁です。容赦はしません。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 演習中に、適宜指示する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
とにかく「演習で楽しく勉強しよう」につきます。
まず、本演習では、講義とは異なり、沈黙を厳禁とします。演習はみなさんの発言がないと成立しません。みなさんの一つ一つの発言が演習を作っていくのです。少々の脱線はかまいません。間違っていたってかまいません。みなさんが学んできたこと、考えていること、疑問に思っていることを言葉に表現する練習の場として、演習を大いに活用してください。
また、本演習では、学びの面だけでなく、その他の面でも積極的な参加を望みます。学びも遊びもメリハリをつけ、ゼミを楽しんでほしいと思います。「誰かがやってくれるだろう」という態度は認めません。
…と、ここまで読んで、「面倒くさい」「キツイ」と考えられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、そのような「面倒くさい」「キツイ」ことから目をそむけず、正面から向き合い、ときに楽しみ、ときに悩みながら乗り越えるという経験こそが、必ず将来のみなさんの「糧」となるはずです。そうして成長していくみなさんを、本演習を通じて、陰ながら応援したいと思っています。
したがって、成績についても、民法が「できる」「できない」ではなく、演習において学びの面でも、その他の面でも、積極的な参加ができているかどうか、それによって自分を成長させることができているかどうかを総合的に考慮して評価します。