【主題】
「少子高齢社会における運動・スポーツの役割」
現代社会の特徴をもとにそれぞれの世代でどのような対策を講じなければならないのか,運動やスポーツといった視点から考える
【指導方針概要】
スポーツ健康科学に関する卒業研究を始めるにあたり、まずは研究の基本的な進め方を習得することが必要である。そこでスポーツ健康科学分野における研究とはどのようなもので、いかなる手順を踏まなければならないかを理解させ、問題解決の方法や研究の種類について解説する。そして研究を進める上で不可欠な、文献検索をはじめとする適切な資料の集め方、研究計画書の書き方、統計解析の仕方、図表の作り方、学術論文を参考に論文のまとめ方などを習得することを目的とする。
卒業研究の基本的な方法論を習得した後は、本分野におけるこれまでの研究の流れを把握し、未知なる課題を見つける必要がある。高齢者スポーツ活動の理論とその評価、高齢者の体力諸要素の計測・評価技術およびその開発法に関する国内外の参考図書や学術論文を精読し、高齢者のスポーツ活動に関する知識を幅広く習得する。また、卒業研究に関連する実験技術や諸技法を体験することで本分野の研究内容の理解を深めるとともに、各種調査・分析・実験技術を体得し、卒業研究のための基礎を身に付ける。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『卒業論文/修士論文の書き方』 出村愼一、山次俊介 杏林書院 2015 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
あるテーマに対してプレゼンテーションやディベートをおこないます。そのなかで自分の意見を持ち、他の人に伝えることを重視します。そのため、準備が万全な状態で授業に参加し、積極的に自分の意見を伝えるとともに、他の人の考え方や視点を学んで下さい。