【主題】
学士として相応しい分析思考やスキル、及び、社会人として問われるコミュニケーション能力の習得を目指す。
【指導方針概要】
3年・4年次の演習の目標は、大きく分けて次の2つです。
①卒業研究、及び卒業論文の作成。
②就職活動の準備。
①卒業研究(卒業論文)の作成
卒業研究は小学校からスタートした15年間の学習の集大成と言えます。
各自が興味のあるテーマを選定し、学士として相応しい分析方法を用い、論文やプレゼン資料としてまとめていきます。
ところで、卒業研究とレポート(報告書)の区別がついていない人がいますが、
レポートはどちらかと言えばリサーチ(特定のテーマについて調査したもの)であり、
研究とは、上記のような現状分析を踏まえ、新しい視点や提言を社会に対して行うものです。
従って、ただ何かについて調べました、というだけではなく、社会の様々な諸問題に対し、
根拠となる分析に基づいて、これまでにない新しいアイデアを生み出すことになります。
私自身、リサーチペーパー(報告書)は卒業研究(卒業論文)ではないと考えているため、
新しい領域を開拓したいという意識を持ち臨んで下さい。
②就職活動の準備
採用審査では、グループディスカッションや集団・個別面接が行われ、場数を踏むことが問われます。
キャリアの授業やキャリアセンターで実施するセミナーに加え、
ゼミにおいても就職面接を念頭においた様々な準備を実施する予定です。
また、社会人として最低限の経済時事を習得し、ニュースに出てくる経済用語を理解する機会も設ける予予定です。
以上が私から提示するゼミの内容ですが、基本的に3年・4年次のゼミは学生主体であり、
卒業研究については私がアシストしますが、それ以外は学生がゼミでどんなことをやりたいのかを
話し合いの上で決めれば良いと思っています。
従って、ゼミにはただ参加する(聞いているだけ)というお客様状態での参加ではなく、
他のメンバーと一緒にゼミを運営していこうという意識で臨んで欲しいと思います。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | ゼミの中で適宜提示していきます。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
ゼミは、企業の週1回のミーティングへの参加、という意識で臨んで欲しいと思います。
企業に入り、会議(ミーティング)を休む場合は必ず連絡しますよね(何回か休んでもいいや、とは思わないはずです)。
もちろん体調が悪いなど欠席せざる得ない時もありますが、その場合は速やかに連絡できること(連絡しなければいけないという意識を持てる人)を望みます。
なお、面接については基本的に名前と顔が一致しない学生(もしくは面談を必要とする学生)のみについて実施します。該当者にはCCSで連絡します。