【主題】
主題 : 衣・食・住からみた日本の産業・文化
― 江戸・東京400年の時の旅を楽しみつつ学ぶ ―
【指導方針概要】
人々の生活・文化は、この400年間にどのように変化し、現在に至っているのか。住まいや街並み、食文化、女性のオシャレ、遊び、出版、裁判制度などを中心に、まずは江戸にタイムスリップしてじっくりと学びたい。
江戸では、今日にみる日本の生活文化の基本型がつくり出された。東京へと転じ、明治・昭和へとどう変化してきたのか。そのような400年にまたがる時の旅を楽しみつつ、産業・生活・文化について一緒に考えていきたい.
春学期は、テキスト(『400年の時の旅 江戸東京博物館』)を軸にして、巨大都市に息づく人々の生き様、働きざま、その歴史的変化をたどりつつ、日本の産業と文化について理解を深める。
報告資料の書き方、発表の仕方、討論の進め方など、社会に出ても不可欠な基本的スキルを、体得し磨いていく。
秋学期には、各位が選んだ研究テーマに基づく自由な研究、それに基づく論文づくりに挑戦する。2年次に論文作成の要領とコツを体得するように指導したい。
また、春・秋学期を通して、毎回、3分間スピーチを考えている。毎回、数人に、趣味や面白い体験、アルバイトや下宿生活、恋愛の悩みなどを自由に語ってもらう。語りと質疑応答を通して、ゼミ生相互の理解と交流を深め、議論のコツもつかんでもらう。
報告者の発表に基づき、活発に議論できるようにしたい。楽しく和気あいあいとした雰囲気の中で、議論を楽しみ、社会的・経済的な問題意識を掘り起こす。
ゼミには積極的に参加し、上記の課題に関心をもち、楽しく盛り上げていくような学生を求む。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『400年の時の旅 江戸東京博物館』 山本博文 小学館 2003年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
楽しい雰囲気を演出し、活発に議論し、ともに学び合う等、積極的に参加する学生を望む。