【指導方針概要】
4年演習では、3年で学んだ報告書に必要な形式（テーマ設定、調査、分析、参考文献や引用注ルール）をもとにして、12000字以上の卒論を執筆してもらいます。
また、発表や議論を通じて、問いの設定、調査・分析等に関する的確なコメントができるよう学んでもらいたいと思っています。
なお、指導教員は死の社会学（死別体験者の感情、死と金銭の関係によって発生する諸問題等）が専門ですが、できるだけ学生のテーマを尊重したいと思います。
研究報告書で発見した課題や論文の水準を上げるためには、ゼミ内での発表や議論も重要です。
卒業論文は一朝一夕で書けるものではありません。どんな作業が必要か、どういう執筆計画をたてるのか、ゼミ発表では、お互いが切磋琢磨したり、お互いの作業や執筆計画の助けとなるような役割を認識しなければなりません。役割を自覚し、独りよがりのルールだけではない、人と模索しながら協同ルールをつくりあげていくことは、必ず将来に役立ちますし、就職活動にも結びつきます。
ゼミ活動を通じて、卒業論文の執筆に取り組んでもらいたいと思います。
成績は、毎回の出席はもちろん、授業内での発表、議論への参加、卒業論文の内容などで総合的に評価します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| テキスト | 適宜、指示します |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【学生に対する希望事項】
協調性があり、積極的に取り組むことができる人を希望します。