【主題】
「社会」についての関心を深め、「社会」をどう見るかについて考える
【指導方針概要】
指導教員は死の社会学(死別した遺族の感情、死と金銭との関係によって発生する諸問題)が専門領域です。
しかしながら、2年演習では、「社会」について具体的なイメージをつかむことを目指します。
「社会」というと漠然としていますが、2人以上の人間の相互行為からも「社会」が見えてきます。身近な現象を取り上げ、自分たちなりに探る「社会」をテーマ化しながら社会学の基礎を学んでもらいたいと思います。
たとえば、なぜ結婚するのか、なぜ自殺するのか、などについて考えながら学生同士で調べて議論していくなかで、いままで漠然としていた「社会」が見えやすくなるかもしれません。
夏休み中は、各自(グループになることもあり)で研究テーマを掲げ、それについて調べるという作業を行ってもらいます。秋学期では、その成果を発表する時間にあてます。
演習は、少人数で行うものです。出席することはもちろんですが、履修者同士の協力も不可欠です。成績は、議論への参加、レポート、夏休み中の課題、秋学期の発表などで総合的に評価します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 適宜、指示します |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
①パワーポイント等で発表してもらいます。また、演習は少人数ですので、協調性をもって積極的に授業に取り組むことができる人を希望します。
②社会学に関心のある人や社会調査士資格取得を目指している人が望ましい。